『働くママを応援!企業』インタビュー
≪第9回≫株式会社ライジング読売センター吉野町 代表取締役 高田健太 さん

現在、日本シングルマザー支援協会のメンバーのためのFacebookグループ「すまいるホーム」では、頂き物のとうもろこしの写真公開で湧いています。そのとうもろこしのプレゼンターが高田さんです。多くの方がこのサプライズに、応援されていることを感じ、勇気と元気をいただきました。
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●「貴社のことを会員の皆さんに紹介してください。」
横浜市南区で読売新聞販売店を経営している高田健太と申します。
地域コミュニティのハブ的存在になれるように、地域の方々や企業団体の方々と一緒に地域を活性化させられるように販売店スキルを可能な限り利用しながら日々研鑽している企業です。

●「協会を知ったきっかけと現在までの関わりを教えてください。」
ある活動を通して懇親会の会場で江成会長と出会い、シングルマザーを支援したい強い想いと、全力で活動でしている内容を伺った時に、男性の多い私たちの仕事を変えなければいけないと感じたのを今でも覚えています。
今現在は江成会長と何ができるのかを模索中です。

●「シングルマザーの活躍事例」
日本全国の新聞販売店の中には、すでに積極的にシングルマザーを社員として活用している販売店も多くあります。
その新聞販売店の特徴ですが地域によって大きな労働環境の違いがあり、活用を推進している販売店は比較的治安が良い傾向にあります。当店では繁華街を抱えていて危険性を考えると少々気後れした部分があったのも事実です。
江成会長との出会いを契機に今後は配達や営業を中心に安全、安心の業務体制を確立し雇用の推進をしていきたいと考えております。良い事例を当店から発信していきたいです。

●「協会を知ってから変化したことはありますか」
すでに当店では横浜市市内にある保育所などのコンサルティングをしている会社へ見積もりを依頼し、販売店内に託児所を設置する準備を進めています。準備段階ではありますが30歳代から60歳代までの女性4名が増えました。さらに地域の女性が働きやすく、働いてみたいと思える販売店づくりを決意しております。

●「女性活用の取組み、働きかた」
皆さまは新聞販売店と言えばどういうイメージをお持ちですか?
現在は事務、チラシ折り込み作業、集金業務を女性が補っているのですが、私が考える女性が一番向いているのは営業事務と考えております。
最近では訪問販売のしにくい環境となっていて、その背景には悪質な男性によるセールスが蔓延している現状があります。女性が営業事務で活躍することによって新聞販売業のイメージを根本から払拭して欲しいと考えております。
もちろん配達や集金は誰でもできる仕事と考えております。よく思われている苦学生などが働いているイメージとはかけ離れていることを皆様に知っていただければ、むしろ女性にとっては働きやすい仕事になると思っています。

●「勤務地エリアを教えてください」
横浜市南区吉野町を中心とした28000所帯と、
川崎市多摩区生田地区を中心とした18000所帯の2箇所です。

●「協会の会員のみなさんへ一言お願いします」
女性の積極的活用が全国的に言われている中で、大手企業だけが話を進めている感じを個人的に受けています。シングルマザーだけでなく女性が相談や話を気軽に出来る企業が増えることが急務でしょう。当店はその先頭に立ち活動していきます。
ぜひ皆様は強い意識や団結力を持って社会を変えていっていただきたい。またその力があると信じています。一緒に社会を変えていきましょう。