『働くママを応援!企業』インタビュー
≪第10回≫三和交通グループ 人事採用センター 福田洋平 さん

協会のメンバーの方が働いている企業さんです。そのメンバーの方が会社と協会を繋げたいとご紹介してくれました。もう、それだけでも女性が働きやすい環境であることは分かると思います。
そして女性の採用を心待ちにしております。先ずはどんな企業さんなのか、お聞きしてみましょう。
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●「貴社のことを会員の皆さんに紹介してください」
昭和40年11月、三和物産タクシー事業部から独立する形で三和交通は誕生いたしました。以来50年、「地域で一番やさしいタクシー」をキャッチフレーズに私たちは走り続けてまいりました。絶えず質の向上に取り組んでまいりました。
2008年には経済産業省より第3回ハイ・サービス日本300選に選定。 タートルタクシー、陣痛119番、キッズタクシー、配車アプリなどの新サービスも他社に先駆け取り組んでいます。 2014年にはカンヌライオンズ・国際クリエイティビティFesにも参加し最終選考へ進出。同年11月にはグッドデザイン賞BEST100に、さらに特別賞である未来づくりデザイン賞も受賞と、各方面から、世界からも注目を浴びています。
三和交通は今年50周年。次の50年を目指して私たちはさらに飛躍を遂げたいと考えております。
●「協会を知ったきっかけと現在までの関わりを教えてください。」
 協会会員の方が弊社に入社頂いたのがきっかけです。横浜にある営業所へ就業され、ご本人からこの組織のことを聞きました。現在、彼女は“日勤”という勤務体系で、毎日接客送迎サービスを実施して頂いています。
●「シングルマザーの活躍事例」
 シングルマザーや独身の女性は、弊社では何名も働いてらっしゃいます。弊社はタクシー会社ということで、ドライバーとして活躍されております。
働き方も“日勤”という毎日出勤する形態で働く方や、“隔日勤務”という2交代制(2日分の仕事を1回で行う)方など、ご自身の状況において選択していただいています。
職種としては、タクシードライバーとハイヤードライバーがあります。タクシーで活躍される方は、無線予約や弊社専用の乗り場(大規模商業施設や様々な企業など)を組み合わせて売り上げを上げています。お昼や夕方には休憩がてら家に帰り、家族と食事をしてから勤務を続ける、というかたもいらっしゃいます。ハイヤー乗務員として活躍される方は、朝は早いものの、企業関係の予約仕事をこなします。
先日にはシングルマザーの方ではありませんが、弊社女性ドライバーへの感謝の手紙が届きました。三和交通にこのようなお手紙が届くのは珍しいことではありません。
●「協会を知ってから変化したことはありますか」
 現在、三和交通では女性採用に力をいれております。まだ大きくは変わってはおりませんが、それでも代表の江成様とお話ししたことを各営業所に伝えたことも一つの要因となって、いまでは「女性が沢山働いてくれる職場にしたい」とか、「どうしたらもっと女性がこの業界ではたらいてくれるだろうか」という議論が多くでるようになっております。
●「勤務地エリアを教えてください」
 横浜市(西区、港北区、神奈川区)、東京板橋区、府中市、小平市、八王子市、埼玉県三芳町
●「協会の会員のみなさんへ一言お願いします」
 私たちの職場では女性がより働きやすい環境づくりを進めており、ハード面だけでなく社員の家庭状況などで勤務体制を柔軟なものにしたりとソフト面での対応もしております。現在、弊社の女性ドライバーは着実に増加しつつあり、今後ともこの傾向を維持していき、男女共に働きやすい環境づくり、しいてはご利用いただくお客様への顧客満足度上昇にもつながるような環境づくりを目指しております。