第12回目のパートナー企業インタビューは、埼玉シンポジウムで講演もしていただきました株式会社アイルの杉山真由美さんです。

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「貴社のことを会員の皆さんに紹介してください。」
株式会社アイルの杉山です。
事業内容は広告制作・広告代理・Web事業・PR・各種販売代理など色々で、私が9年前に設立した会社です。
起業したきっかけはまさに「シングルマザー」になったこと。娘が2歳のときでした。
「協会を知ったきっかけと現在までの関わりを教えてください。」
ある方の紹介で協会の埼玉支部長・本山さんとお会いした事がご縁で、すぐに私自身も会員登録をしてパートナー企業に。協会のメルマガで求人情報を出して頂いたり、7月には埼玉でのシンポジウムで僭越ながらお話もさせて頂きました。
「シングルマザーの活躍事例」
数回、協会のメルマガで弊社の求人情報を出させて頂きましたが、何人かの方にお問合せは頂いたものの、残念ながら面接には至っていません。
今後はまたご縁がもてたらなと思っています。
「協会を知ってから変化したことはありますか」
私自身がそうなので、当然シングルマザーの就職難や貧困問題は以前から気にしてはいましたが、それは漠然としたものでした。
協会と関わる事で、シングルマザー世帯の平均年収が200万だとか、養育費の受給率が2割以下だとか数字で裏付けのある情報を得られることになり、改めてその深刻さを知るに至りました。
「女性活用の取組み、働きかた」
弊社の業務はパソコンで行うものがほとんどで、納期がそこまでタイトなものも少なく、内容によっては自宅でも可能なので、シングルマザーの働き方に適した理想的なもののひとつだと思います。ただ、現状の課題としてはある程度の技術やセンス、スキルが必要になってしまうこと。
今後はその障壁をクリアするために、研修のシステムやスキルのあまり必要の無い分野の業務開拓等も積極的に考えていきたいです。
「勤務地エリアを教えてください」
弊社は埼玉県の志木市で、クライアントさんは近隣エリアの事業所から都内各地の企業、そしてネット経由でのご依頼や商品購入のお客様は日本列島津々浦々ですね。
「協会の会員のみなさんへ一言お願いします」
シングルマザーの置かれている状況はお世辞にも生活しやすいと言えるものではありません。社会全体で真剣に取り組んでいく必要があると思います。
ですがその現実を憂いて「政治が悪い」とか「元旦那が悪い」とか嘆いていても幸せにはなれないので、自力で頑張る事が一番の近道かもしれないな、とも思うのです。
私も離婚した当初は所持金7万円(笑)、自宅リビングの押入れのふすまを外してデスク代わりに、パソコン1台から起業しました。
幸せな未来を迎えるには一時の努力は必要だと思います。
いまの頑張りやチャレンジで5年後、10年後に差が出るのではと感じます。
私もまだまだと思っていますので、皆さん一緒に頑張りましょうね。
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