ひとり親コンシェルジュ育成講座8期修了

最終日:2025年9月21日(日)/会場:横浜(リアル開催)

一般社団法人日本シングルマザー支援協会が実施する「ひとり親コンシェルジュ®育成講座」第8期は、2025年9月21日(日)の横浜リアル最終日をもって全日程を修了しました。日本各地から受講生が集い、画面越しでは伝えきれない熱量と相互学習が会場に満ちました。

本講座は、“傾聴でも、アドバイスでも、上から目線でもない” 独自アプローチを核にしています。メタ認知と俯瞰力を駆使し、目の前の相談者にひざを突き合わせて寄り添いながら、本人がまだ想像していない未来の選択肢に光を当てる――他の相談業務における「寄り添う」とは質的に異なる姿勢です。受講生からは「まるで魔法」という声も上がりましたが、その“魔法”は偶然ではなく、再現可能な技術として設計・訓練されています。

学びを重ねるほどに、コンシェルジュに求められる「質」の高さと難度を実感するのが本講座の特徴です。特に、すでに“人の話を聞く”ことを職業としている参加者ほど、従来スキルとの違いに向き合いながら、問いの立て方・視点の切り替え・言葉の精度を徹底的に磨き上げました。8期生は、“頭から煙が出るほど”真剣に挑み続け、互いの気づきを共有し合うことで学習を加速。会場には、受講生同士が未来を広げ合う瞬間が幾度も生まれました。

修了後の進路は多様です。

  • コンシェルジュとして実務に進む方
  • 職場でのマネジメントや対人支援、営業・人材育成に横展開し、成果や収入の向上へつなげる方

目的は違っても、共通しているのは“相談者の未来をともに切り開く”という覚悟です。

江成道子(代表)コメント
「寄り添いとは、同情でも代弁でもありません。相談者の“今”に伴走しながら、俯瞰して“まだ見えていない扉”を一緒に開けること。私たちはそのための技術を、再現性のある形で鍛えています。」

講座は修了しましたが、学びはここからが本番です。現場で磨き直し、壁を越えるたびに、唯一無二の「ひとり親コンシェルジュ®」へと歩みが深まっていきます。8期生のこれからの挑戦を、協会一同、継続的に伴走・応援してまいります。

今後の関連プログラムや次期募集情報は、協会ホームページでご案内します。