「見たいことしか見ない」で判断を誤ることも・・・シングルマザーの自立の方法

机の上が広くなって仕事の環境が充実して満足している江成です。

見たいことしか見ない。
この傾向が判断を誤る、と感じることがよくあります。

例えば養育費。
許せないとか信じられない、という想いで離婚するのに、「養育費は払い続けると思います」と、なぜかそこは信用できる。
他人が絡むことは、一応何も起こらないことと、何かが起こる可能性の両方を考えて備えておくのが一番リスクが低いんです。
何も起こらないとだけ考えて、リスクを考慮せずに生活を確立してしまうと、他人の言動に振り回されることになり、いつまで経っても安定は手にできません。

この「信用」は「自分の願い」という感情の現われなんだろうと感じます。

結婚生活が長かった人ほど、「夫がどうにかしてくれる」と思っている人がいます。
もちろん、実際にどうにかしてくれる人もいますが、しかし離婚すると家族ではないので、扶養義務はないです。
いつでも本人の気持ちひとつで、「もうしない」と言うことができてしまう。

自分で自分の生活が成り立つ経済力を持った状態なら、してくれると言うのなら、してもらえばいいと思います。その間に余裕で貯蓄も増やせますし、それはそれでいいんですが、してくれるからと、自分の経済力を付けることなく依存していると、相手の方の言動に振り回される人生になり、不満も不安も多くなるのです。

新しい仕事を考える時は「できないかもしれない」と不安になる人が多いです。
不安になる気持ちはとっても理解できるのですが、不安を増幅するような情報のみを集める人と、できるかも・・・という情報も併せて集められる人がいます。この情報収集の違いにより、見える未来が真逆に動きます。

情報収集も、自分の「思考」に沿ったものになるので、実は偏ってしまいます。
ここで「見たいことしか見ない」という誤った判断によって、選択自体を間違えてしまうことも少なくない。

自分の意見だけで動いても、どうしても今と変わらないところに落ち着いてしまう。
相談をすることで、他者の意見や専門的な知識を交えることができるので、視野も広がり選択肢も広がります。

あなたは「見たいことしか見ない」になっていませんか?
この機会に少し、自分の思考、思い込みが何かを考えてみましょう。