女性が会議にいると長くなる?特性を活かすとアイデアの宝庫 シングルマザーが就職前に学ぶこと

次は何の映画を観ようかと、考えている江成です。

オリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視とも言える発言が注目を浴びている。
なかなか昭和な感じで笑えます。

言っていることは間違っていない。
女性は話が飛ぶので、そのままにしておくと時間が掛かるのは事実です。
これは脳梁の太さに要因があり、女性の方が脳梁が太く、右脳と左脳の情報交換が活発にできる。男性は脳梁が細く、右脳と左脳どちらから一方が活発になる。

この要因により、女性は家事をしながらテレビを見たり、子どもの宿題を見てあげたり、夕方には仕事をしながら夕飯の買物リストを考えたりできる。男性はテレビを観たら妻の話を聞けない。仕事しかできないから家事なんて自分の仕事だと思えないとかが起こる。が、集中力が高い。

この集中力が高いことが社会では当たり前とされていて、それを求められるが、ここは男女の違いなので、良い悪いではなく特性です。特性は活かすものです。差別に使うものではない。

ただ、この特性が「善」とされ過ぎたことで、イノベーションが起こせなかったのも事実ではないのか。
女性の話が飛ぶ、無駄なような会話からイノベーションが起きることを取り入れてこなかった。
女性の消費者目線の座談会が、企業で重宝されているのは、ここの特性を活かしているからです。
ファシリテーションさえしっかりできれば、女性の雑談はアイデアの宝庫です。

それを森会長は知らなかった・・・というだけのことなのかなと、私は思いました。

日本シングルマザー支援協会のランチ会などは、ファシリテーションを学んだ人が主催しています。
それにより、より有益な時間を提供することができています。
自治体とのオンライン移住イベントでもそう、女性が多く集まるイベントではファシリテーション力があれば、良いイベントになるんです。就職支援でも求職者の方にはリテラシー講座を受けてもらいます。それは森会長のような方が、まだまだ社会には多いので、先に対処法なども知ってしまいましょうということなんです。知らないと、それで辛くなって会社辞めたくなりますから。

もっと広い視野で、男女の差を差別にしてしまわないで、特性として活かしていければ、もっともっと社会は楽しくなるのにな。