わざわざストレス値の高いところに身を置いてしまう? シングルマザーの就職の秘訣

2月も半ばを過ぎて、今日初めて電車に乗る江成です。

女性が感じる社会復帰の恐怖心。
この根深い課題に、とことん向き合っていきたい。
ただキラキラしたい訳じゃない。
ただ理解して欲しいだけじゃない。
ちゃんと自立して、自信を持ちたい。
そんな些細な願いに対して、恐怖心が目の前を塞ぎ、前に進めなくなってしまう。

今の社会の仕組みの中に、女性の社会復帰への恐怖心、転職など環境を変える時の恐怖心への考慮がない。
そのため、責任が無い仕事を自ら選択してしまう人も多い。
それを社会は、「女性が責任の無い仕事を求めている」と認識している。
だから、シングルマザーの貧困、だけでなく女性全般の貧困は解決しない。

日本シングルマザー支援協会が提唱するMES(ミーズ)の場合、シングルマザーの自立支援の最初のステップは「自分を知る」となります。自分が何にストレスを感じるのかを理解していない人は多い。その結果ストレス値の高い環境に身を置いてしまい、心が疲弊している人がいる。なぜわざわざストレス値の高いところに身を置いてしまっているのか?

それは周りとの比較という判断軸で動いているからだろう。

周りとの比較ではなく、自分を知り自分軸を強固にすることで、自分軸で動くことになり、ストレス値の高い環境に身を置くことは少なくなり、又は理解した上で対処しながらその環境にいることができるようになる。
これにより毎日の充実感が大きく変わる。

ストレスの次には必要な生活費、教育費や緊急費、老後までの費用を知る。これを知ること自体がストレスになると誤解している人のなんと多いことか。ストレス値に関しては、環境が変わり徐々に体感していきますが、生活費などのお金の話し、ライフシュミレーションはその場で気持ちがとっても楽になるんです。この体験を個別相談でぜひしてもらいたいです。

自分を知る最後は、自分の働く環境を知ること。ずっと働いてきた人ならいいのですが、専業主婦から社会復帰する場合などは、子どもの自立も必須となる。子どもの自立を促した子育てを知り、働く環境を整えていきます。

そしていよいよ就職・転職へ、となる。
大事なステップ1を飛ばしてしまうと、長く楽しく働くことができなくなる。長く楽しく働けずに、早期に退職することが増えると、更に自信を失うことにもなる。こうやって更に社会に恐怖心を持つようになってしまうんです。

何事も順番は大事です。
あなたは社会で必ず活躍できる。
そのためにやることをひとつひとつ、丁寧に進めていきましょう。