シングルマザー、生活苦にならない人の特徴とは?
50代は自由だ!と感じている江成です。
「あなたは何も心配することないですよ」
ご相談の方に、そうお伝えすることも少なくないです。
シングルマザーになっても、生活苦にはならないだろうと、話していればすぐに分かります。
やはり特徴があるんです。
シングルマザーが生活苦に陥らないためには、「経済的感覚」と「働く環境」のふたつを整えることが必要となるので、現状を伺いながら環境を考えて行きます。
経済的感覚とは、
・生活費以上の収入を得ないといけないと理解している。
・浪費家ではない。(自分の収入と自分の使うお金のバランスが取れている)
・貯蓄をしている。
働く環境とは、
・子どもが母親が働いていることを理解し応援している。
・親子関係が良好。
・子どもの自立を念頭に置いている。
この辺りの感覚が整っている方は、あまり生活苦に陥ることはありません。
それでも本人にとっては、離婚後の生活、シングルマザーになる未来は怖くて仕方ないんです。
それで相談してくれるんです。
「あなたは大丈夫ですよ」と伝えると、「安心しました」と笑顔で、安心して答えてくれます。
できる人には「できているよ」と伝えることもとっても大事だと思います。
一般的に、女性が世帯主になることは、無理なこと、と考えている人が多いので、不安で不安で仕方ないんです。たとえできていても。「できている人には特徴があって、あなたはそれにあてはまっているから大丈夫なんですよ」と伝えてあげることで、やっと安心できるんです。
逆を言えば、それだけ不安が多いと言うことを、もっと社会が理解するべきです。
基本の基本である、女性の不安を置き去りにした女性活躍は、絶対にあり得ません。
また、不安だからと言って、「できない」ということで全体を括ってしまうと、本当はできる人までできなくなるので、社会の大損失。
もっと社会全体で、女性の不安や恐怖心を理解していきましょう。