MES就職プログラムの伴走型定着支援でプレッシャーゾーンを乗り越えられる人が7倍になる
シングルマザーが自立を諦めてしまう理由は、「努力以上の未来が得られると思えない」ことだと感じています。
【相談時に悩みの多くのは、本質的な悩みではありません】
MES就職プログラムを活用して就職して自立する場合の、時系列の状況をまとめてみた。
MESの入口は相談から。
「ワタシのミライ相談」により、ひとり親コンシェルジュ講座でしっかり学んだ、ひとり親コンシェルジュと一緒に、自分とこどもの未来を考えていくことがスタートです。ひとり親コンシェルジュのほとんどが当事者です。当事者同士ということもあり、話はフラットにできます。
相談時に悩みだと思っていたことって、多くの場合本質的な悩みではありません。
例えば、「こどもが学校に行けない」という悩みの場合、表面的な悩みではあるが、本質的な課題は、お母さんの不安が強く、こどもも不安が強く、母親への依存が強かった。母親と離れることが怖くなっていたなど、他に根本的な理由があることも多いです。
この場合、こどもをどうするか?ではなく、お母さんの不安をどうやって取り除こうかとなります。その後、お母さんが安定してきたら、一緒にこどもの変化を見ていきます。
そして前に進むために重要となる、「現状把握」「ライフシュミレーション」「行動策定」を一緒にしていきます。
次に就職プログラムに入ります。
ここからはキャリアコンサルタントが担当します。過去の職歴から、やったことがないことでも適性があることを引き出して、就職の選択肢を広げていくなど、ライフシュミレーションの中で必要な収入を得られるようにしていきます。
そしてママベストパートナー企業を中心に、理解のある企業への見学会や面接へと進みます。
同時にリテラシー講座の受講や、コミュニティの中で、社会性を高め、人間力をアップさせ、自分の市場価値も高めていきます。
【MES就職プログラムの伴走型定着支援でプレッシャーゾーンを乗り越えられる人が7倍になる】
そして就職後。ここからプレッシャーゾーンがはじまります。上がっていたマインドも一度落ちます。自信を失うことも多々あります。だからこそ、プレッシャーゾーンを抜けた先を見ることができないと乗り越えられません。女性が仕事を辞めやすいのは、このプレッシャーゾーンを孤独な状態では抜けられないからでしょう。
人によりますが、数か月から1年程度のプレッシャーゾーンがあり、ここを伴走型定着支援で寄り添っていきます。これがあるだけで乗り越えられる人が7倍になるんです。企業には、この事実を知ってもらいたいですね。
乗り越えたらば、シングルマザーにとっては欲しかった未来が手入り、経済的安定と精神的安定を手に入れて、穏やかな日々となります。企業にとっては、貢献度の高い社員の確保ができました。という流れです。
MES就職プログラムは、日本ではじめて、女性のマインドを考慮しながら社会復帰を可能にさせたプログラムです。「ワタシのミライ相談」で働く環境を整えていきますが、今はその仕組みもあまり無いです。どちらかと言うと、「お子さん小さいからパートね」で終わっています。もったいないですね。
最後のプレッシャーゾーンを乗り越えるためのサポートです。プレッシャーゾーンって何かと言うと、
・入社直後に子どもが熱を出して長く休んだ
・自分だけが仕事を覚えることができない不安に襲われる
・こどもが淋しい思いをしているんじゃないかと心配で仕事に集中できない
・私この仕事向いてない気がするという誤解が生まれる
など、女性にはよくあることですが、これで辞める必要は本当は無いんです。会社が理解をすればいいことだったり、女性自身の不安からくる誤解も多いです。
ママベストパートナー企業は、普段から理解のある企業だと思ってくれているので、それだけでも不安の払拭にはなっています。もっと女性は活躍できます。この仕組みを上手に使っていきましょう。