「私が」が抑えられず、結果的に他人からの抑圧を受け続けることになっています
昨日何となくネットを見ていたら、嫌な感じの言い争い(議論ではなかった・・・)が耳に入った。人となりを見る時、「私は」「私が」私私私・・・と主語が私から始まることが多い人は要注意だなと思う。押しつけにならないように「これは私の意見です」ということを示す時は必要な「私」ですが、ずっと私が続くのは、我の強さ、他人の意見を聞かないということが良く分かります。
今日本が生きにくく、自殺者が先進国でずば抜けて多い国というワースト記録を持っているのは、「私が、私が」が増えた結果でしょう。そもそも他人の顔色を見て、周りに合わせて、平均的であることが良いとされている国民性にも関わらず、「私が」が抑えられず、しかも周りも「私が」が多いので、結果的に他人からの抑圧を受け続けることになっています。
自分の「私が」を先ずは止めることで、周りの人も「私が」を止める可能性が高まる。自分が止めれば、自分が生きやすい環境を整える可能性が増えます。
何より、「私が」を止めると、他人に求めることが無くなるので、とってもとってもとっても楽になります。
「ふーん、この人はこう思うんだ」だけで終わり!
「なんでこんなこと言われなきゃならないの!!!」「理解されなくて悔しい!!!」なんて感情とは決別できます。
以前、愛されるコミュニケーション講座を受けてくれた方が、「人の話を聞くことを学んだら、信用されることが増えて私の世界は変わりました」と言ってました。
これは愛されるコミュニケーション講座終了後によく聞く感想ですが、思っている以上に人の話を聞くのは難しいことです。が、そう気づいている人はあまりいません。
しっかりスキルとして身に付けて、スキルとして実践された方は、今までの悩みが何だったんだろう???くらいの衝撃を感じることも少なくない。もっとコミュニケーションを学ぶという選択の必要性を広めたいです。もっと言えば、学校でちゃんと教えた方がいいですね。特にこういう社会になった今こそ。