寒くて起きれない、という感覚を久々に味わった。もう、タオルケット1枚は無理だ。



「このままではダメなのは分かっている。けど、転職も怖い、必要額を計算するのも怖い。だから全部後回しにしていました」

シングルマザーが高齢になるほど貧困に陥ってしまう理由は、まさにこの感覚です。
以前に「シングルマザーの貧困の原因は何だと思うか？」と聞かれた時に、「今今困っていないことだと思います」と私は答えた。

社会が悪い、企業が悪い、元夫が悪い、ということはいくらでも言えますが、自分以外の何かが変わるのを待っていても、何も変わらないです。結果的に、困るのは自分であり、失うのは自分とこどもたちの未来です。

ならば、自分でできることを見つけて、やってみて、自分だけでも貧困から脱却できるように動いた方が、自分とこどもたちの未来は守れます。

自分だけでも、と思い、動く人が増えれば、自立できるシングルマザーが必然的に増え、社会が追って変わっていきます。

この順番の方が社会の変化も早いし、待ったのない、こどもたちの未来も守れます。

こどもたちのために、という意味では、母親が一番適していることでしょう。父親の皆さんに怒られそうですが、これは生物学的に仕方ないと思います。許してください。

今困っていない、どうにかなっているけれど、５年後、１０年後が危うい人だらけです。相談を受けているので、とても感じています。

しかし反面、今動き出せば大丈夫な人ばかりなんです。恐怖心を煽りたい訳では無いけれど、これが事実。伝えて行く役割だと思い、動き出す方法を伝え、その動きをサポートしていきます。