女性の貧困が目立つのは、女性がそもそもキャリアを止めてしまうから?

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今年は、新入社員が退職代行を使って早期に退職するという話題を多く目にします。このようなニュースは、少数を大勢のように見せる傾向はあるので、稀な話ではあるでしょうが、しかし少数の中でも増えているのは確かでしょう。

近年、男性の貧困化も静かに増加しています。ニート、引きこもりなど、生活を安定させることができず、恋愛も結婚もできない、実家から出れない、外に出れない、など負を引き寄せていくのでしょう。

女性の貧困が目立つのは、女性がそもそもキャリアを止めてしまうからだと感じています。私が10年間相談業務に従事にしている中で、新卒で入った会社を辞めていない40代、50代のシングルマザーに貧困者はいませんでした。収入は400万~1000万など差はありますが、本人に浪費癖が無ければ、ほぼほぼ生活は安定していきます。

転職をしている人で貧困化しない人は、キャリアアップ転職をしているか、途中でかなり未来を見据えた行動を取っています。シングルマザーに多いのは、看護師免許を取る、親に子どもを預けっぱなしにしてでも、2,3年仕事に没頭して頭角を現すなど、という行動を取る人は問題ない生活を送っていることが多いです。

新卒での退職代行の話しに戻りますが、与えられた場所で与えられた仕事に夢中になってみるということができなくて、直ぐに辞めてしまう、諦めてしまう、社会のせい、会社のせいにしてしまうことを、学校を出て直ぐにしてしまうと、この後人生の上昇曲線に改めて乗るのが厳しくなります。

これは親自体がキャリア構築が人生を左右するという意識が無いのだろうと想像します。親のマインドは子どもに伝わります。子どもにとったらそれは絶対的な考え方で、誰よりも何よりも正しいのが親のマインドとなりやすい。結局は親次第なのかなとも思います。

どんなブラック企業でも我慢しろとは思いませんが、最初に入った会社を嫌だから辞めるという癖を付けるのは怖いです。

企業の上司が常識的なことを伝えたいとしても、自分の話し方や聞く側のマインドによってはパワハラと言われる可能性がある。こんな世の中で誰も指摘はしてくれない。自分に降りかかるリスクの方が高いです。

とすると、社会は人を育てることが難しい。よりいっそう親の在り方が問われる時代になってしまったなと感じます。

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