シングルマザーは貧困に陥りやすいのと同時に情弱にもなりやすい

あなたの未来は子どもの未来、日本シングルマザー支援協会は子どもの未来を創る親の集まりです



情弱であると貧困に陥りやすい。いや、貧困になると情弱になる。鶏が先が卵が先か、という話ですが、対になっているのは間違いないです。

シングルマザーは貧困に陥りやすいのと同時に情弱にもなりやすいです。貧困の状態では「貧すれば鈍する」というように、お金に困ると正常な判断がしにくくなり、詐欺に合いやすくなる、一方で良い情報も取得できなくなります。

私が危惧するのは、シングルマザーを貧困にしておきたい流れもあるのか、シングルマザーを取り巻く情報自体が情弱です。どこに相談に行っても「こどもが可哀そうだから、パートでいいんじゃない」とか「正社員は無理ね」とかしか言われない。このような情報しか入らない状況にあると、自分自身も「できないんだ」と諦めてしまい、もう自立の方法なんて模索しなくなります。

一方で甘い言葉で近づいてくる詐欺まがいな情報を信じてしまうことも多い。

自立は男も女も関係なく、そんなに簡単ではありませんし(別に難しい訳でもないんですが・・・)、今自立できていないのであれば、それなりの努力は必要になります。考え方も変えなきゃいけない、働き方も変えなきゃいけないでしょう。

日本シングルマザー支援協会では、毎日11時にメルマガを出しています。会員になってくれた方、全ての方に対してできることは、良い情報を伝えること。先ずはここからかなと。

その情報をどう活用するかは本人次第ですが、活用方法も一緒に考えて欲しいと思う方なら、「ワタシのミライ相談」で一緒に考えます。

貧困に陥らないこと、良い情報を受け取り、自分に必要な情報を取捨選択する中で、行動に移していくこと。この形で動く方は、望む方向へと進めているなと感じられます。今研究しているところでもあり、一定の結論も出始めているので、もっと細かく分析しながら、より良い自立の形を構築しているところです。

シングルマザーを始めとする、女性の貧困は、ある意味、社会全体の思い込みの強さの表われです。貧困者を増やしたい人はいないはずですが、社会全体の思考が、女性の中でも特にシングルマザーの貧困を助長しているのが現実です。

私たちがシングルマザーの自立の必要性の話を企業などにする時、よく言われる言葉は「言われてみれば当たり前のことだね」です。

ほんのちょっとの会話で、この思い込みは剥がれるんです。それくらい、実は簡単なこと。ただあまりにも多くの人が思い込んでいるので、思い込みを思い込みだと感じることすらないまま過ぎているだけです。

「私が正社員になんてなれる訳がないと思い、ずっとパートか派遣しか見てこなかったです」という人が本当に多い。協会に相談に来るまでの期間、どれだけ大きな損失となってしまったか、と考えると悲しくなります。

シングルマザーとは、こどもがいるのでお金を稼ぐ理由がしっかりとある人、独身の働き盛りの女性、子育て経験豊富、世帯主という、社会から見ても良い人材です。もっと活躍の場が増えてもいいでしょう。


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