男であろうが女であろうが、世帯主には家計を担う責任がある
シングルマザーの自立の達成とは、自分で働いた収入内で生活ができ、更に未来のために貯蓄ができている状態をいいます。シングルマザーの自立をとことんサポートする、日本シングルマザー支援協会の江成です。
インタビューのYouTubeが出そろいました。
聞き手のスタッフとの信頼関係もあり、話しやすかったので、この10年の想いを伝えることができたかなと思います。ぜひ見てください。
シングルマザー支援をしてきましたが、最近はシングルマザー以外の女性向けの仕事も増えています。シングルマザーの自立の必要性、重要性を多くの方に伝える中で、「これってシングルマザーだけじゃないよね?」とよく言われてきました。「はい、そうです。全ての人に必要なことです」と答えてきました。
シングルマザーを対象にしてきたのは、私が当事者であること、また自立の必要性、将来への影響を考慮した時の重要性が、最も高い対象者であることが理由となります。
世帯主である夫に守られている主婦の方が自立を怖がって一歩を踏み出さなくても、夫がいれば貧困に陥る可能性は低くなりますが、シングルマザーは自身が世帯主なので、自分の将来的貧困率はかなり高くなります。更に子どもの将来を見ても貧困率もかなり高くなります。
世帯主が稼ぐ力があるかどうかは、家族全員に影響を及ぼします。先ほど、世帯主である夫に守られている主婦、と言いましたが、世帯主である夫が稼ぐ力が弱ければ、家族に与える影響は同じく大きいです。男であろうが女であろうが、世帯主には家計を担う責任がありますね。
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