離婚したくて自立すると、一定数の方が夫婦関係を続ける選択をとる

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離婚したいけど、離婚できない。
この悩みを持っている女性、とても多いと思います。離婚は幸せになるための、人生のひとつの選択肢です。選択できない、という状況では、結婚生活が更に苦痛なことになります。

結婚生活を楽しく過ごすために、万が一の時に離婚ができる状況にはしておいた方がいいでしょう。そうでないと、結婚生活を送りながら、離婚が『夢』になってしまう。『夢』にするようなことでは無いと思います。

離婚したいけどできないと言う相談の時は「結婚生活を送る中で自立しましょう」と伝えます。自立できた時、その時に離婚することも可能な状態になります。

自立した時に本当に離婚したかったら、それが本心であり『夢』ではないです。
意外と多いのが、結婚生活を送る中で自立の支援をした方の一定数が、離婚を選択しません。夫婦関係を続けることを選択されます。

「あんなに嫌だった夫が、気にならなくなりました」という人が多いです。自立していない状況は、社会と隔たりがある状態。それは視野が狭くなっているとも言えます。視野が狭くなっていると、小さな問題も大きな問題だと感じるようになります。逆に家庭内から社会へと視野が広がると、今まで気になっていた夫の言動が小さな出来事になることもある。

「やっぱり無理」となれば、皆さん離婚へとさっさと進みだします。
中には「夫が家事を手伝ってくれるようになりました」という方も。夫婦仲が良くなる可能性だってあります。

離婚を『夢』にして欲しくないんです。離婚後の生活も厳しいものです。離婚して嫌な夫の言動からは離れられても、世帯主としての覚悟を持ち、稼ぐことも決して簡単なことではないので、新たな悩みが生まれるだけかもしれません。

自分の人生を自分らしく、正しく選択できるように、女性も自立をすることで自分らしく選択ができます。

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