第13回のパートナー企業インタビューは、横浜で活躍されています、社会保険労務士の山崎香織さんです。
女性が子育てをしながらも働きやすい社会を目指す時に、必須となる労働条件。こちらをご自身も子育てをしながら働いている立場であり、また社会保険労務士として一緒に目指してくれています。

「貴社のことを皆さんに紹介してください」

社会保険労務士事務所ジャスティスの山崎です。
労働基準法という法律に基づいてのアドバイスを経営者や労働者に行う仕事です。
企業の労働契約書や就業規則の作成支援や従業員の入社退社の手続き、個人対象に労働に伴う相談や障害年金の手続きの相談などを行っています。大卒後、某企業の人事課に勤務した経験を生かして、仕事と子育てを両立するために自営の仕事をしたくて選んだ職業です。企業や人のお役に立てることばかりですので、毎日楽しく仕事をしています。

「協会を知ったきっかけと現在までの関わりを教えてください」

まず、協会の理事長である江成さんと横浜商工会議所の青年交流会(40歳代の経営者対象)のイベントで知り合いました。自分自身も子育てと仕事の両立の大変さを実感していたことから、シングルマザーの生活環境の悩みや特に子育てと仕事の両立については、精神的なストレスもあることが考えられ、女性が仕事をし続けるために、労働環境や労働条件について法律的なアドバイスをできればと思ったことが、パートナー企業になったきっかけです。

「シングルマザーの活躍事例」

シングルマザーではありませんが、現在、子育て中の女性を事務所で雇用しています。勤務時間の配慮や子供の急な発熱などに対応できるよう在宅勤務を可能にしています。仕事柄、顧問先の求人情報を把握することがあるため、条件によっては積極的にシングルマザー協会に求人情報を提供していきたいと思っています。
「協会を知ってから変化したことはありますか」

周りにもシングルマザーの方がいるため、ひとりで悩むことなく協会での離婚調停の具体的な相談や求人情報、子どもとの関わり方等様々な悩みごとに関する情報を得られるシングルマザー協会を紹介するようになりました。悩みを解決する糸口を見つけ、将来の生活のために適格な情報選択ができるようシングルマザー協会はあると認識しています。

「女性活用の取組み、働きかた」

社会保険労務士は、労働を中心とした生活全体の状況や悩みをくみ取り、その中で何を優先して法律的な手続きを進めるか等、丁寧、且つ緻密に書類を整える必要があるため、女性に向いている仕事だと思っています。現在、女性は2名雇用していますが、時短勤務で子育てをしながら、効率よく働いてくれています。

「勤務地エリアを教えてください」

事務所は横浜市内で、顧客は首都圏が中心です。

「協会の会員のみなさんへ一言お願いします」

抱えているすべての課題が解決できるわけではないかも知れません。しかし、相談者や相談先を見つけ、ひとりで抱えこまずにいてほしいと思います。相談をする中で、解決策や解決のヒントが得られるかもしれません。私自身は労働条件や労働環境等の相談には対応することができますので、是非困ったときはご相談ください。そして、女性が仕事と子育てをする中で、少しでも楽しみを見つけ、母として女性として成長しながら、輝いていた人生を送ってほしいです。子供も含め、あなたを必要としている人はいます。心から応援しています!

社会保険労務士事務所ジャスティス