シングルマザー支援協会の草の根活動

ひとり親世帯ではなく、子育て世帯への給付となったこと、嬉しいなと思う江成です。

先日、企業様にジェンダーマネジメントの研修をさせていただきました。
今回も対象者は管理職の方。これからのマネジメントの方法を管理職の方に知っていただくという研修です。

多様性を受け入れることって、言うのは簡単ですが、個々人の意識改革が必要になります。何故なら、無意識の主観が、他者には偏見と受け取られることも多々あり、個々を見極める能力が、管理職には必須となります。

また、性別や年齢の違い、更に個々人の考え方、物事の受け取り方の違いなど、同じ言葉を掛けても、受け止め方、影響力は多種多様です。

最初は「シングルマザー支援協会が研修やるの?」と思われた方も、参加者の方にもいると思います。何故、シングルマザー支援協会が研修ができるのかと言うと、社会で活躍できなかった人を、活躍させるために必要なことを、長い年数を掛けて取組み、その方法を見つけたことで、多くの企業に見つけた方法を伝えるというフェーズに入ったのだと感じています。

研修を受けてくれた方の反応を毎回見る限り、最初の「うん?」という状況から、終わる頃には「そうか!!!」に変化してくれているのを、いつも体感しています。

管理職が部下ひとりひとりの見極め力を持つことが必須、ということ自体が、まだ気づきの手前なので、「うん?」から入るのは当たり前なんですね。

研修を取り入れてくれる企業の場合、代表の方の課題意識が大きいなと感じています。特に女性の働き方になりますが、「何か変化しなければいけない」という、強い信念をもってくれている代表との出会いがいつもあります。

草の根活動ですが、絶対的に必要なことです。
拡げていけるように、努力していき、活き活きと社会で活躍する人を増やして、子どもたちが常に、素敵な大人の背中をみることができる社会にしていきたいなと感じています。