子どもに淋しい思いをさせてしまうじゃないですか?シングルマザーの誤解

シングルマザーと言っても、人それぞれということを、もっと知ってもらいたいなと思う江成です。

愛されるコミュニケーション講座、既に30名以上の方に受講いただいています。
個別相談をしていると、「フルタイムで働いてしまうと、子どもに淋しい思いをさせてしまうじゃないですか?」という方がとっても多いので、この誤解を無くしたいなと思うんです。

母親と子どもの時間は交差しているんです。
自立をするには若い方が断然楽ですが、若いと子どもが「ママ、ママ」と求める時期なので自立を後回しにしてしまう。
子どもが中学生くらいになると母親は就職が難しい年齢になっていて、ここから自立するのは難しくなってしまうが、子どもは「なんで私はみんなと同じことができないの?」と、親と一緒にいることよりも経済的余裕を求めるようになる。
そんな時に、「あなたのために仕事もセーブしてきたんじゃない」なんて言ったって、反抗期の子どもたちは「自分で決めたんでしょ?」などと言い返してくる。

特に仕事をセーブしていた人の家庭ではこういうことが起きやすい。

「私が子どもの頃に、母親が働いていて淋しかったから・・・」という経験に基づいている方も少なくない。
ただここも誤解なんですよ。母親が働いて忙しいから淋しかったのではなく、母親が自分の話を聞いてくれなかった、自分を見てくれていなかった、ということが淋しかったんです。

そばにいればいいだけであれば、専業主婦のお子さんは絶対に淋しくないことになりますが、そんなことないですよね?

ここ同じようで、全然違うんです。
実際に、愛されるコミュニケーション講座では、子どもとの濃縮したコミュニケーションの方法を学んでもらうので、お子さんが9歳未満なら100%、やった途端に効果が分かります。

子どもが望んでいるのは、いつも一緒にいてくれることではなく、母親が笑顔で活き活きと暮らしていること。
子どもの方が母親のことを思っているんじゃないかと感動するくらい純粋にそう思っている。

子どもって素晴らしいなと。
淋しい思いはさせてもいいんですが、自分は大事にされていると子どもが感じていられること。そして母親が前を向いて暮らしている。ということが大事なんです。

正しいコミュニケーションの方法を母親が知ることにより、しっかりと経済的自立と子どもとの良好な関係が構築できます。
小さい時に良い関係性を構築しておき、その後、子ども自身が自分の足で未来を見る時期になった時、母親のように前を向いて自分で考えてチャレンジをしていくようになります。それを支える経済力のある母親にもなっているんです。