シングルマザーに言わないで「あなたには無理」

今日は1年ぶりの大学での授業。ワクワクの江成です。

昨年は授業開始も遅れ、そのままリモート授業になりました。前期と後期、全てリモートで淋しかったですが、今年は対面授業に戻ります。

仕事はリモートになって働きやすくなりましたが、全てが全てリモートがいいとは限りませんね。昨年は全てリモートでしたが、これからは臨機応変に使い分けできるのが理想的です。

さて、昨日は8例目となる自治体との、ひとり親支援連携協定をさいたま市と提携いたしました。夕方には埼玉テレビのニュースにもなり、自立の必要性の啓蒙になることを心から望みます。

子どもに対して「あなたには無理、できないわ」と言い続ける親がいたり、最近では自治体の子育て支援の方に「あなたには無理」を言い続けられて傷ついているシングルマザーの方もいました。

「あなたには無理」という言葉って、言っている方は優しさなのかもしれません。無理させたらいけない、変化なんか無理してしなくていい。

これって本当に優しさなのか?私は疑問です。

私たちは生れた時に、限りない可能性に満ち溢れています。その可能性をどう活かすかは本人次第です。いろんなことに挑戦し、時に失敗し、悔しくて泣きながらもまた挑戦する。そしてできた時のあの喜びったら・・・

先に挫折があるからこそ、その先の成功が何倍もの喜びや感動になる。それなのに、挫折すらさせてもらえないと、成功体験もなく、感動することすら知らずに大人になってしまいます。

「あなたには無理」は、言った方は優しさかもしれないけれど、言われた続けた方は可能性を削がれたことになります。そんなことを誰にする権利があるのでしょう。と私は思ってしまうんです。

「あなたなら大丈夫」そんな言葉かけと、「応援するからね」という言葉かけに、変えていくことで自立できる人も増えると思います。