知らないだけなので、知れば楽になる、生活の安定を目指すシングルマザー
1週間が早い・・・江成です。
■女性側の意識改革が抜けていることが、女性の自立が進まない原因?■
何故かよくわかりませんが、女性の不満が高まるとCMが炎上したりしますが、「そこ気にしている人、本当は少ないと思うけど・・・」と思うこともしばしば。
女性が家事をするのが当たり前だと、まだまだ多くの男性が思っているのは確かに「ウザイ」です。が、女性でも思っている人はまだまだ多いのも事実です。
また、本当に当たり前だった時代に「考え方」ができあがった方もまだまだ現役ですし、その「考え方」の方に育てられた人はかなり現役です。人間の考え方の変化より、社会の変化の方が早いので、付いてこれていない人がいるのは理解しないと、社会全体がうまく回らない気がします。
■どんな家庭で育ってきたかを知る■
相談の中でも、「夫の考え方が女性蔑視なんです」と言う方は多いです。そのような時は育った家庭環境を聞きます。だいたいがドラマ「リコカツ」の永太さん側のご家庭に近いです。お母さんは家族のために座ることなく働き、お父さんは「おい」とお母さんを呼ぶ。子どもたちもお母さんにありとあらゆることをやってもらい、それを当たり前と感じている。そんな古き良き家庭で育てば、それが令和の時代でも良き家庭との理想になっていることはよくある話です。
この解決は、妻が夫を育てることになります。それが嫌な場合は性格の不一致で離婚するのがいいです。結婚する時に、どんな家庭でそだったかを良く知ることが必要です。家庭の在り方は、そのまま子どもたちの「考え方」に繋がります。
違う視点になりますが、我が家の場合ですが、私は離婚しています。私の母も離婚しています。この環境で育った子どもたちは離婚のハードルが低いです。それでも5人もいればそれぞれなんですが、夫側の家庭が、何があっても離婚しないという意味での我慢強い女性に支えられていたりすると、離婚のハードルという考え方も価値観の相違になります。
夫が働かなくても、男女関係に上下関係を作っても、暴力的でも、浮気ばっかりしても、離婚は悪なので離婚しない。その家庭で育った男性は、「これくらいで離婚って何言ってるの?」となるのでしょう。
私たちの価値観は、育った環境でも全く違います。
■知らないだけなので、知るだけで楽になる■
女性の意識改革に話を戻すと、多くは「知らない」だけです。例えば、「子どもの側にいないと子どもが可哀そう」「女性が収入を上げることは不可能」「私を理解してくれる企業を探したい」などの考えが、生活の安定を困難にしているケースがあります。しかし個別相談などで、必要な考え方をお伝えするだけで、80%程度の人は、「確かに」「そこの意識なんですね」となります。
意識改革、マインド教育が無いことが、女性の自立が進まない原因のひとつであることは間違いないです。