仕事を楽しめる大人になるかは、親の働き方で決まる

お天気に心躍る江成です(笑)



■立場が変わると違う楽しみが生まれる■
赤ん坊が全身使って動いているのを見ているのが面白いです。泣くのか、笑うのか、寝るのか、どれだ?とか思いながら観察しています。一緒に過ごすのも後10日程度。引き続き観察して楽しみます。

お孫ちゃんを見ているといつも感じます。「自分が子育てしている時は、こんなに観察する余裕が無かったな」と。立場が変わると違う楽しみ方ができますね。

自分でも気づいていないことで、よく言われるのが、「新生児抱き慣れてて見てて怖い」
これは自分では気づかないです。子どもを5人と孫7人、これだけで12人なので、確かに新生児を抱っこするのは慣れているのでしょう。

看護師の娘にはまだ子どもはいませんが、やはり抱き慣れてる。彼女も7人の姪っ子甥っ子がいるので慣れてはいるでしょうが、「看護学校で習うの?」と聞いたら、「そっくりな人形使って習うよ」と。

■お仕事体験を通して、社会の楽しさを子どもたちに伝える場所■
「それキッザニアじゃないですか!」
子どもを遊ばせに行きたい場所、私にはキッザニアしかないのですが、この言葉を聞いてキッザニアに行きたくなりました。(お孫ちゃんを連れてです)

遊園地も嫌いで、海も嫌い、キャンプ何てあり得ない!!!という私に育てられているので、子どもたちは自分たちで遊ぶしかなかったのです。そんな私のことを理解している長女にとって、「お母さんがキッザニアだけは率先して行こうとする・・・」ことが不思議だったと。

2006年にキッザニア東京がオープンしているので、その時点で長女は17歳。キッザニアは15歳までなので、我が家の子どもたちは三女、四女、五女しか連れて行ってあげられていないのです。

唯一、私が自ら「遊びに行こう」というのがキッザニアしかなく、それが不思議だったようですが、自分の子どもを連れて一緒に行った時に、「何故か分かった。本格的なお仕事体験だからだ」と理解したようです。

ただ遊んでも面白くない。将来に活かせる遊びがいいと思うので、キッザニアのお仕事体験は、お仕事の楽しさをたくさん経験できます。これは絶対に子どもたちに体験させなきゃダメだと思っています。

■仕事を楽しめる大人になるかは、親の働き方で決まる■
実は日本人は仕事を楽しんでいない、好きじゃないのではないかと言われはじめています。以前は働き者で有名な国でしたが、もうそれはどこへやら~となっています。

大学で学生に「仕事を楽しんでる大人近くにいないの?」と聞いてみるのですが、「いない」とほとんどの学生が答えます。これはショックですし、大人の責任じゃないかと感じるのです。

仕事を楽しむ人が減る一方で、誹謗中傷など不満を他人にぶつける人が増えています。

この解決方法は、仕事の楽しさを子どもの頃から経験させ、大人になるのをワクワクしながら楽しみにしている子どもたちを増やすことだ!と私は思っています。それには大人たちが楽しそうに働いていることはとっても重要なことになります。

女性の自立支援を日本シングルマザー支援協会では取り組んでいます。毎日、仕事を楽しみ人生を楽しんで活き活きと生きている母親を子どもたちに見せたい。そんな願いもあるのです。