女性が社会復帰するための仕組み「MES(ミーズ)」

本日、53歳になった江成です。素敵なお年頃です。



■女性が社会復帰するための仕組み「MES(ミーズ)」■
今年は五女が20歳になります。本当の意味で子育てが終了します。
趣味を探し続けながら、仕事と子育て以外で、楽しくて仕方ないことがなかなか見つかりませんでしたが、キッチンカウンター作りが思った以上に楽しいことに気付きました。

なんて言うのでしょう。行きたくて仕方ない、続きがやりたくて仕方ない、そういう気持ちになりたかったんです。最近では仕事以外ではそういった感情になることが何もなく、「人生楽しめなくなるぞ!」って思っていたので。

ペンキ塗りがこんなに楽しいなんて、生まれて初めて知りました。キッチンカウンターに飾るために、「MES(ミーズ)」のオブジェまで作ってしまうという始末。

つくづく、私は何か新しく作ることが好きなんだなと感じました。

キッチンカウンターにまでつけてしまう「MES(ミーズ)」を、女性が社会復帰するための仕組みとして拡げていくことに、ここからの人生は捧げていきます(決意表明!)

日本シングルマザー支援協会では、コロナ禍を経て企業の採用基準が高まり、社会復帰の壁が高くなったことを強く強く感じています。「これは直ぐに新しい方法を考えなければ・・・」となり出来上がったのが、「女性のJカーブ効果」です。

■シングルマザーに限らず女性が貧困に陥りやすい■
一度家庭に入ることによって、家庭に入る前の状態に戻ることが一生できず、結果シングルマザーに限らず女性が貧困に陥りやすいと言う課題があります。ただ復職すればいいという課題でもなく、社会から離れていた時間、社会復帰は恐怖と不安でしかない「行動」になっているので、恐怖と不安の払拭という流れが必要となります。この部分が社会的にまだ無いと言うのが女性活躍がうまく進まない大きな理由であると感じています。

不安そうな女性を見て、「やる気がない」「能力が低い」と社会は判断します。ここが大きな誤解にも関わらす、なぜか当たり前となっているのです。

日本シングルマザー支援協会に相談している時点で、「メンタルが弱い」「能力が低い」と思いこむ企業もあります。このことが社会側の悪いところだと感じています。相談できる時点で本来、前向きな人なんですよ。素直な人なんですよ。ここを評価できない社会に問題があると感じます。

実際に協会で就職相談している方には、有名大学を卒業された方も、有名企業に独身の頃就職されていた方も多いです。本来なら履歴書を華やかに飾るような職歴や経歴でも、「専業主婦10年」の方が影響をするのです。

■「女性のJカーブ効果」という教育制度と企業コンソーシアムを構築■
そもそもこのような課題があるのですが、そこに更に採用基準が高まったので、ここは社会の当たり前を変えていかなければ、女性の貧困、強いては子どもへの貧困の連鎖が増えてしまう事になると想定し、これは未然に防がなければいけないので「女性のJカーブ効果」という教育制度と企業コンソーシアムを構築していこうと決めました。

私たちは、女性が活き活きと暮らすことで、子どもたちが未来に希望を持てる社会にしたいのです。それには女性が働ける環境、稼げる環境も重要です。

「MES(ミーズ)」という仕組みの中で、「女性のJカーブ効果」を高めていくことになります。これにより、自立したい、子どもに希望を与えたいと考える母親が、少しでも楽に社会で活躍できるようになると信じています。