メンタリストDaiGoさんの発言から考えること
お孫ちゃんたちと過ごしたピューロランド。シングルマザー50代のリアルな日々です。子どもたちを育てることに夢中だったのは少し前のこと。「若い頃一生懸命働いてきて良かった」とつくづく感じる今日この頃です。
■日本シングルマザー支援協会は解決を目指しています■
「現実的ですね」
MES企業説明会の終わりの感想にありました。
日本シングルマザー支援協会が伝えることは確かに現実的です。活動、全て現実的だと思います。本質的とも言えます。
現実的には理由があります。それは解決へと導き悩みから抜け出して欲しいからです。私もそうでしたが、目の前の困りごとをちょこっと解決するだけでは、ずっと困りごとが起き続けるので、持続可能な生活を創りあげることを最も大事にしています。それが現実的な活動に見えるのかもしれません。
今やることは、5年後、10年後に同じような困りごとが起こらないようにすることです。そのような動きを直ぐにはじめることで、ちょっとの間だけ大変かもしれませんが、その後は楽になれます。
動くことでどんな想定できるリスク回避は?
・離婚できないというリスク
・貧困老人というリスク
・8050問題というリスク(最近は6030問題も)
・教育費が準備できないというリスク
・病気というリスク
ワクワクして幸せな自分の未来を得るために、「今やること」は現実的なことです。
・得られる収入で仕事を選ぶ
・企業に必要とされる働き方をする
・子どもの自立を促す子育てへ
など、コツコツとやるべきことをやるなんです。
雲を掴むような話だと、漠然とし過ぎていて結果が出せません。想定できるリスクを回避するためには、やるべきことがはっきりしている方が動きやすいです。
■誤解を理解へと変える機会にしては?■
メンタリストDaiGoさんの発言が問題になっています。発言自体は危険思想です。「こういう考えの人だったんだ」と感じました。影響力のある方なので、発言をしたことに注目が集まっていますが、それだけではなく、もっと制度を見直すきっかけにしてもいいのかもしれません。誤解をしている人が多いのは事実です。何が誤解を生みやすいのか?そこから考えるきっかけにしてもいいかと思いました。
実際に役所の窓口でも偏見を感じてしまい、申込ができなかったという人もいますし、もう少し個人的な事情で制度を使うべきだが使えない人もいます。彼のように考えている人が、発言はしていなくてもそれなりにいることを社会で考え、誤解をしないような理解を勧めるきっかけにして欲しいと感じています。
生活保護制度は、私は自分自身が役所で進められたことがあります。私はその時は「絶対にやだ」と思いました。上手に活用する制度だとは知らなかったです。今思えば、先ずは安心できる環境に身を置かせてもらい、精神的に安定した中で社会での立ち位置を構築することもできたかもしれないと考えられます。
しかし現状の制度を見ると、社会への立ち位置を作る仕組みにはなっていません。もっと受けやすく抜けやすい制度にした方がいいと個人的には思っています。最後は国が守ってくれる、ということが良い意味で広がれば、挑戦しやすい社会になるだろと想像します。