国や企業が女性の社会復帰をサポートすることが当たり前に

女性の社会復帰の仕組みを新たに創ろうとしている中で、女性の年収のピークが30代半ばと知った。50代では男性との差が倍以上開く。これって女性が貧困になりやすいのって当たり前だよね・・・と。



■全員で真っさらにして考えていくことが必要■
子育て期間があることで、女性は全く稼げない一生を送る人が多くなる。この仕組みのままだと、少子化と女性の自立の課題は解決できない。相容れないです。

根本から社会の働く仕組み、男女の職業意識や役割を変えていかなければ、解決するわけがない。一度、全員で真っさらにして考えていくことが必要だろうと思います。

正直、老後の生活も間々ならなくなる人が増えている中で、女性の貧困問題は、今後加速をつけて問題となっていくことでしょう。シングルマザーがどうのと、女性の中のひとつのカテゴリーの問題では済まなくなると感じています。そのうち、シングルマザーはまだ若い女性だからまだいい、とか言われているかもしれません。

平均余命も長く、年金も仕事もない。体力も劣る。
本当にこのままでいいのでしょうか?
今からみんなで手を打たなければ、ほとんどの女性が最後は生活保護になってしまうのではないかと危惧してしまいます。

■国や企業が女性の社会復帰をサポートすることが当たり前に■
生活保護と言う言葉を変えて、最後は国が見てくれるから安心だ!という仕組みになることもひとつかもしれませんが、そうなると若い人の負担が少し気になります。

嘆いてばかりもいられないので、私たちは女性の社会復帰の仕組みを作ろうと考えています。社会復帰する時に、国や企業が女性の社会復帰をサポートすることが当たり前になれば、女性は「社会復帰しよう、この仕組みを活用するぞ」だけでいい。それが当たり前になってしまえば不安に翻弄されることも、方法を探す必要もない。当たり前にみんながやっていることだから。

今本気でやらないと、5年後、10年後が恐ろしすぎて眠れないです。
子どもたちが希望を持てるような社会に、どうしてもしたいです。