巡り巡って子どもたちに希望を与えることへ

今年の計画をしっかり立てたいと、毎年思っています。今年も頑張ります。

シングルマザー親子 希望に向かって

■今までの努力が更に根を張り実りが多くなる■
今年は地固めの年にする。そう決めています。
「できますか?」と聞かれると、「できます」と答える習性がある。お陰様で新しいことが多く舞い込みます。新しいことが舞い込むことはとても嬉しいことです。

 

また、止まって振り返り地固めをすることで、今までの努力が更に根を張り実りが多くなる。来年は10周年なので、今年は集大成の年にしたいなと考えています。

1件1件の個別相談を無駄にしたくないので、傾向と対策のデータとしつつ、たくさん話し合ってきました。課題を見つけ、方法を作る。手探りながら、その方法によって協会を信用してくれたシングルマザーの方は自立への一歩を歩みだし、多くのシングルマザーが経済的にも精神的にも自立しています。

■手探りの努力で自立しようともがくシングルマザーが減らない■
何となく続けているのでは、手探りの努力で自立しようともがくシングルマザーが減らない。私自身もそうだったので、その大変さは身に染みて知っています。

努力して未来を手にするのは、振り返れば宝の経験とも言えますが、あまり長くなると疲弊して諦めてしまいます。諦めるシングルマザーが増えることで、希望を持てない子どもたちが増えてしまう。それが貧困の連鎖です。

この状況、今の日本ではシングルマザーに限った状況とも言えませんが・・・

一定の期間は努力が必要。大変な思いもするでしょう。しかし長すぎてはいけないし、孤独の中で努力するのもよくない。

みんなに支えられているからこそ、努力ができます。

■巡り巡って子どもたちに希望を与えることへ■
1月13日に開催する「女性の社会復帰サポート Jキャリアコンソーシアム」は、企業が一丸となって女性の社会復帰をサポートするよ、を女性に示すための仕組みであり、巡り巡って子どもたちに希望を与えることへと繋がります。

悪者を作り、皆で責めるという風潮が出来上がっていますが、もう無くしたい。個々が子どもたちの希望となり、誰かの役に立ちたいと働く。大人が今やるべきは、子どもの未来を考えて今を生きることではないでしょうか?

理想論に感じるかもしれませんが、日本シングルマザー支援協会を運営していると、世の中に反して、誰かの役に立ちたいと思い行動している人がどれほど多いかを知る機会がたくさんあります。

シングルマザーのこと、子どもの未来を考えてくれる個人の方や企業がどれだけ多いか、私たちは日々感じています。

個別相談を充実させることができているのは多くの方の寄付によるものです。遠慮なく、小さな不安や悩みの時に相談できることで、悩みが深くなることが無く、解決へと導くのも容易となります。

感謝と努力。
感謝できる環境だから努力できる。
努力する人がいるから支えてくれる人が現れる。

この循環がたくさん起こっています。