日本シングルマザー支援協会に関わる女性は前向きな人が多い

2月は短い。今週に入ってそれを感じるようになった。たった3日、それど3日。1日1日を大切に。

(2回目の「学んで稼ぐセミナー」は1回目以上に参加申込みがありました)


■日本シングルマザー支援協会に関わる女性は前向きな人が多い■
この週末、協会から就職する方に無料で提供している「リテラシー講座」に6名、スキルを身につけてお金を稼ぐ方法を伝える「学んで稼ぐセミナー」に50名、あらゆる業界のこと、あらゆる企業の紹介を3時間かけ、既にここから就職に繋がったシングルマザーや自立を望む女性が50名を超えている「MES企業説明会」に20名が参加。

日本シングルマザー支援協会に関わる女性は前向きな人が多いのは事実。皆本気で自立できる方法を探しています。しかし現状は厚労省が出している現状と同じく、非正規の方が多く、年齢も高く、年収も低い方が多いです。

私たちが社会に対して伝えたいのは、一般的に耳にするシングルマザーというイメージよりも、優秀で前向きでひたむきな方が圧倒的に多いということ。

ポテンシャルのある女性のポテンシャルが潰されていき、自信を失い、時間と共にイメージ通りの人が出来上がっていくと言う“勿体ない”状況があることを何よりも知ってもらいたいです。

今回のコロナ禍でもシングルマザーにお金を配れば解決、みたいな雰囲気がとても嫌でした。有難いのは事実ですが、お金を配るのであれば、ホっとできる瞬間は少なくとも訪れるので、ホっとできている安心感の中にいられる時に、未来を構築する方法を一緒に作るところまでやって欲しかったです。

残念ながら配られることに慣れてしまうと、1,2か月で直ぐに困ることになり、また配ってもらえる先を探すという、ずっと配ってくれるところを探すことが生活を安定させる方法となってしまいますが、そこに安定はどこまで行ってもありません。

配偶者控除でも児童扶養手当でも、本来はその状況の人に対して控除や手当するものであり、その状況を維持するための施策ではないはずです。しかし現状はその状況を維持するための施策になってしまっています。

■強い人を作らなければ、本当に守らなければいけない弱者、子どもが守れません■
強い人を作る。ずっと言ってはいけない言葉のような雰囲気がありましたが、強い人を作っていかなければ本当に守らなければいけない弱者、子どももそうですが守れません。逆に弱者を増やしていることに気づかなければいけない。弱者にさせられてしまったと感じるシングルマザー、女性が多いなと個別相談をしていても感じます。

本来の能力すら発揮できない女性が多く、発揮できないことでメンタル不全に陥るという、本末転倒な事態があちらこちらで起きています。

週末の忙しい中に、多くのシングルマザーや離婚を考える女性が集まっています。この事実を受け止めていくことで、周り始めることがたくさんあります。