お金がないから離婚できない女性が多いのは社会問題です

「働かなくていい」「扶養範囲内にしてくれ」という男の人を私は信じない・・・

私は自分の足で立つ

■お金がないから離婚できない女性が多いのは社会問題です■
お金がないから離婚できない女性が、日本全国にどれだけいるのでしょう?
これこそ社会問題かもしれない。この状態が長い女性はメンタル不全に陥りやすい。

母親がこの状態であることは、子どもにもとても大きな影響があるでしょう。この状態の女性が日本全国にたくさんいることを、どうにかしないと、影響の余波は家庭のみならず地域にも企業にも社会にも出てきます。既に出ているとも思います。

この10月の法改正で、扶養控除が外れる主婦パートの方が増えるだろうと思います。私はこの扶養内という働き方に疑問を持たない人が多いことに疑問を持ちます。

扶養内の方が“得”というイメージがありますが、本来は世帯で見ても女性本人の人生という視点で見ても“損”ではないでしょうか?

昭和までは理にかなっていたのかもしれませんが、男性の所得が減っている令和の今、「扶養範囲」という言葉自体が古い考えだなと感じています。国が成長し、夫の会社が成長し、夫の給料がどんどん上がり、退職金がドンと入り、年金で余裕をもって生活ができた頃は良かったですが、今はどうでしょうか?

世帯で考えるのであれば、1本の太い柱にぶら下がるのは、もう柱が細くなっているので難しいので、個々が柱となれる人の集まりが世帯になると考えた方が安心です。

男性の中にはきっと、「俺の柱太くないのに、家族にそれを言えない」と不安になっている人も少なくないと思います。非婚者が増えているのもここが原因のひとつでしょう。離婚の隠れた原因にもなっていると感じます。

■不利益は女性と子どもに襲ってきます■
知らないまま生活していると、残念ながら不利益は女性と子どもに襲ってきます。だからこそ、女性が知る情報と言えるのです。

「お金がないから離婚できない」
この社会問題の解決策は、女性の自立です。助け合う場合も別れる場合でも、どちらにしても強みになります。