「社会復帰に伴う教育を受けた女性」が企業で大活躍

シングルマザー=貧困とか、可哀そうって、言われない未来がもうそこにある。(気がしてならない)

47歳で自立できていないシングルマザーの末路

■「社会復帰に伴う教育を受けた女性」が企業で大活躍■
女性のマネジメントのサポートを、外部に依頼するのが当たり前になるだろうと感じています。今、私たちがやっていることは正に女性のマネジメントサポートですが、もっと当たり前になるなと思っています。

なぜ女性だけなのか?
極端な言い方で言えば、「新たな人材の市場」だから・・・かな。

「今もいるでしょう?」と思うかもしれませんが、いないんですよ。
正確には、「社会復帰に伴う教育を受けた女性」とカテゴライズしてもいいかもしれません。

介護業界の初任者研修に近いかもしれません。研修を受けなくても、仕事はできなくはありませんが、研修をうけていないと、働く側と雇う側の情報共有が低くなってしまい、お互いにやりにくい。そこまで難しくもないし、時間が掛かるわけでもないですが、初任者研修を受けていると、働く側も、雇う側も、スムーズに回ることが確実に増えます。

このような仕組みが、女性の社会復帰のすべてに必要だと感じています。この後ずっとではなく、10年から15年くらいの期間は必要だと感じています。

■必要性に気づいている企業が少ない、というのが今のフェーズ■
先日の「Jキャリア 女性の社会復帰サポート・コンソーシアム」の中で、この役割を、企業と女性の翻訳アプリのような役割とお伝えしたところ、これがとても理解が深まり、「分かりやすく、必要性を感じた」と多くの方に言われました。

パワハラの課題もあり、男性上司が間違っていない事すら伝えづらくなっています。それを翻訳しながら、企業の目的を伝えていくために、私たちのような役割が実はもう必須になっているのですが、まだその必要性に気づいている企業が少ない、というのが今のフェーズだと思っています。

言葉をひとつ例に出すと、「責任」と言う言葉は翻訳アプリが必要となります。「責任」を持って仕事してもらいたい、ということは当たり前の企業感情です。何も間違ってないです。正しすぎて疑問に思うことすらおかしいくらいです。が、これを言われると多くの女性は委縮してしまいます。下手すると、この言葉の前後の言葉を全て”重く“受け取ってしまい、「精神的に辛くなった」「私がダメなんですね」「この仕事向いてない気がします」となります。

極端だと思うかもしれません。そんなメンタルが弱い人はそんなにいないだろうと思うかもしれませんが、そう思ってしまうこと自体が、女性が置かれている状況の理解が低いことになります。

これを私は最近こう翻訳しています。
「あなたが思うより、社会はチョロい」

言葉のチョイスは多少おかしいですが、面と向かって話すので、「えっ!」って笑えるような状況にするにはこの言葉は意外といいんです。

何故こんな言葉を使うかと言うと、「責任」という言葉を女性は、「命がけ」くらいの意味合いで取ることも少なくないからです。何が言いたいかと言うと、同じ言葉を使っていても、相手がどう受け取っているかによって言葉の意味は全く違うものになります。

それを翻訳していくのが、これからの女性マネジメントサポートです。