日本シングルマザー支援協会のMES定着支援は見極めマネジメント
大阪から来ていたお孫ちゃん7号は、4日間我が家にいたが、私を味方と認識しなかった。次回会える時は、何か作戦を立てなければ。
■自立の必要性を知る機会にもなったコロナ禍では、生活安定できる仕事への転職を望む人も多かった■
コロナにより、多くの人が経験したことのない日常を送ることになりましたが、この3年の間に、新たな生活が始まっていた人にとっては、コロナの日常が通常の日常です。今、シングルマザーの自立支援の現場でも、何が通常なのか?で戸惑っている人が増えています。
コロナ禍においても、就職支援は継続的に行われていました。自分が自立する必要性を知る機会にもなったコロナ禍では、生活が安定できる仕事への転職を望む人も多かったです。
今までの仕事の選び方、働き方では生活は安定しないと理解したシングルマザーの方は、積極的に動きました。本当に、ピンチはチャンスです。
■企業の想いや考えを、働く女性に対して、通訳することも重要な役割■
今あらゆる企業が、落ちた売上の回復や、人員増、出勤や営業の再開に力を入れています。しかし、コロナ禍入社の人たちにとっては、「なんのこと?」であり、「急に会社が厳しくなった」という風に感じる人が増えています。増えるに伴い、協会へのご相談も増えています。
日本シングルマザー支援協会の提唱するMES定着支援では、企業の想いや考えを、働く女性に対して、私たちが通訳のように、理解できるように説明をしたりすることも重要な役割となります。
今、協会からコロナ禍就職の方に対しては、「会社はね・・・」「コロナより前を見るとね・・・」と、納得がいくように話しながら、今後の働き方までを一緒に考えているところです。
ずっと会社にいる人にとっては、コロナ禍はイレギュラーな働き方でしたが、コロナ禍に入社した方にとっては、この3年間が通常の働き方になっているのです。
また、コロナ禍において、楽したい人、サボりたい人にとってはラッキーだったこともあり、会社はこの人たちを通常モードに戻そうと引き締めを開始します。が、こういうことって、伝えたい相手には伝わらず、対象ではない人を苦しめることにも繋がってしまいます。
「私は会社に疑われているのでしょうか?」
「いや、あなたみたいに真面目に働いている人に対して言っていることではないよ。見渡してみて、ラッキーってサボっている人いるでしょ?そういう人に対して言っているから自信持って仕事していいんだよ」
このようなやり取りを今年に入ってからは何人ともしました。
■日本シングルマザー支援協会のMES定着支援は見極めマネジメント■
こうやって、いい加減な人に世の中が振り回されてしまう。法律改正とかもそうですが、たった1人のいい加減な人のせいで、多くの真面目な人の生活が縛られていく。これは国や企業の見極め力、マネジメント力で解決して欲しいなと切に願います。
子どもたちが学校に通っていた時に、先生が言っていた言葉を思い出します。
「本当に来て欲しい保護者は来てくれなくて、理解してくれる保護者の方が、こうやって集まってくれるんです」と。
もっと見極め力を持たないと、とにかく締め付ける、と言う方法しかなく、これでは真面目な人が苦しめられるだけで、いい加減な人は痛くも痒くもない。
という事実があることもあり、MES定着支援は見極めマネジメントなんです。ちゃんとひとりひとりに、その方に合った言葉を伝え、方法を伝え、誤解を生まない。
それにより真面目に仕事と向き合う方が、埋もれることなく活躍の場を拡げていきます。