シングルマザー自身の働き方も原因のひとつである

頑張って働くことができているのに、「こどもに悪いな」と悩んでいる母親がたくさんいる。
あなたは正しいんです。頑張って働く大人を見て育つことができる、あなたのお子さんは、幸せなんです。




■シングルマザーの貧困は、シングルマザー自身の働き方も原因のひとつである■
母親は子どものそばにいる方がいい。
正直、これは一定の条件がない場合、偏った考えだと私は思います。一定の条件とは、子どもの全てをコントロールする必要がある子育て法を選択した人の場合です。この場合、夫婦間でも子育て法が一致していて、役割分担となっていることも条件でしょう。片方の一方的な考えや、ひとりの経済力では難しい方が多いと思います。

シングルマザー支援していると、シングルマザーの貧困の原因には、シングルマザー自身の働き方もあると思います。もちろん、その他に企業の在り方、社会の在り方、養育費問題もありますが、このことも大事なことです。

子ども中心の生活が理想であるなら、パートナーがいないと役割分担ができません。結果的に経済力が無い家庭で育つことによる、不利益を子どもが被ることになります。ならば、子どものために努力すべきは、夫婦関係を良好にすることでしょう。

■一生懸命働いている姿を見ている子どもは、お母さんの役に立ちたい!と思っている■
「母親が忙しく働いていたら子どもがグレルかもしれない」

これを危惧される方も多いです。しかしここも少し誤解されています。母親が忙しいからではないんです。母親が子どもに頼らないからです。一生懸命働いている姿を見ている子どもは、みなお母さんの役に立ちたい!と思っています。その役に立ちたいという気持ちを尊重してあげて頼ってあげて欲しいです。

人間の幸福度は誰かの役にたったと感じることが一番高いと言われています。
子どもにとっての誰か、とは母親であると幸福度はとても高いです。

実際に、家族のために働くことにより、母親も幸福度が高まる。その母親を支えていることを実感することで、子どもの幸福度も高まる。みんなの自己肯定感が高くなり人間力の高い人たちの集まりとなる。

本当に支えあえる、自立した人たちの家族が完成します。

みんな楽です。とっても楽です。

頑張って働くシングルマザーの皆さん、その後ろ姿を見せることと、あなたの「ありがとう」と、あなたの経済力が、子どもたちの未来を輝かせます。