罪悪感は必要ない、母親が仕事をしていることは、子どもへの影響も良い
情報ってとても大事ですね。
■女性の就職サポートをしていると、女性の自立が必須だと本気で思う■
昨日は、東京仕事センターの相談員の皆さんと意見交換を。女性の就職サポートをしている人たちはみな、自立をして欲しいと本気で思っていること、思いが同じだなと感じました。
女性が家庭に入ること、仕事(経済力)を持たないことが大きなリスクになっていることは間違いない。それを現場の私たちはヒシヒシと感じている訳です。
しかし、リスクが高い人ほど、「他人事」として捉えてしまい動かず、50歳前後に困ることになりやすい。そういう人を本気で減らしたい。
経済力、生活力って、貯蓄と同じです。積み立てていかなければ5年経っても10年経ってもゼロです。何もないことになる。若い頃から少額でも貯めていれば確実に貯まります。22歳から毎月5000円貯めていけば50歳で168万。2万円なら672万円です。40歳からでも5000円なら60万円。2万円なら240万円。672万円貯めるには毎月56000円必要です。(お金に例えてみました)
早い方が簡単です。誰にでもできる。
今の50代は時代の狭間でちょっと犠牲者っぽい気もします。これは男性も同じだと思います。新卒の時に描いていた社会人人生が、どんどん変化してしまって、「えっもう何が正しいか分からない・・・」という方も少なくないかもしれません。
社会で男性もそんな風に思っているかもしれませんが、女性も家庭で同じように「あれ?」と思う。しかも女性のリスクは更に大きく、社会の変化に気づくことができない環境の中で変化が起こっている。
まさに暗闇の恐怖。
■母親が仕事をしていることは、子どもへの影響も良い■
そのまま数名で食事をしながら、「どうすれば女性の自立は容易になるのか?」を熱く議論。本気で議論。まさに議論。
ひとつ分かっていることは、「もっと真剣に伝え続けなければいけない」ということですね。また、母親が仕事をしていることは、子どもへの影響も良い、と言う事実も伝えたいです。
今後も、東京しごとセンターの方とは意見交換を継続し、行政でできること、民間団体でできることを、お互いを理解しながら協力していければと思っています。
ワクワクした時間でした。お忙しい中、ありがとうございました。