シングルマザーの現実、「夢も希望もない状態が続きました」

昨日、ブログを書くのを忘れてしまった。本当に忘れてしまった。そんな自分にびっくりです。



毎年、1月入社を目指して、日本製鉄鹿島製鉄所への募集を開始しています。今年も開始です。既に5名の方がお子さんを連れて入社されています。

シングルマザー親子の生活が安定する仕事を、日本シングルマザー支援協会ではご紹介しています。今まで生活が安定していなかった場合、生活が安定しない仕事に就いてしまっていたというケースが圧倒的です。

協会では、パートやアルバイト、派遣はNGと伝えています。また事務職、医療事務もNGと伝えています。資格取得もあまり進めていません。特に40歳を過ぎてからのWEBデザイナーは結果無駄に終わることが多いので、営業をするなどの覚悟がある場合以外は進めません。

生活が安定する仕事を選ぶ必要があるんです。

いくつかあるお仕事の中で、鹿島製鉄所も進めています。

私がなんやかんや言っても外野の戯言なので、入社した方のコメントを今日はお知らせします。

生活の安定とはどういうことか?
当事者の声を聴いてください。

以下就職してからの、心の変化と具体的な感想。

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やっとの思いで別居したものの、目の前の生活をどうするか、家賃、保育料以外の保育園費用、時間外労働過多のためベビーシッター費用、別居のためにかかった費用のクレジットカードのリボ払い、そして薄給。などなど。不安しかない生活でした。

夢も希望もない状態が続きました。
長時間労働+持ち帰り仕事して、休みの日は疲れて…でも息子は元気いっぱい、ママと遊びたくて離れないので、いつもイライラして、怒鳴り散らすこともありました。
でも息子のことは愛しているし、こんなに愛しい息子にイライラをぶつけてはいけない、なんとかしなければ… と思い、江成さんに相談したのでした。

日本製鉄に就職してからは、なんといっても、長時間労働や、サービス残業などはありませんし、子育て中という配慮もありカレンダー通りの出勤をさせてもらえているので、仕事の都合でシッターさんを使うこともなくなりました。
あくまで、私の職場はです。

協会の他のシンママ達はそれぞれに思うところあると思いますが。

今では、自分の勉強ためにシッターさんをお願いすることがあります。

でも以前と違って罪悪感ないし、息子も楽しんでシッターさんのお家にでかけます。

保育園は敷地内に企業主導型の保育園があり、関係者のお子さんがほとんどです。先生方がみんな優しくて仕事への理解もあるので助かっています。なにより送迎の手間がかからないのも嬉しいポイントです。息子が未就学児だからこその企業主導型保育園は決断材料として大きかったです。

夢も希望も持てなかった自分でしたから、あとは上がるだけ。
無事就職が決まったのであれば、なんでもやるつもりでいました。
なんでもやる!やれる!という気持ちしかなかったです。

約2ヶ月の研修期間もお給料は満額支給されます。学ぶことの楽しさを感じる貴重な時間を過ごしました。また新しいことの連続なので新鮮でした。

大きい会社なので人との関わりがとても重要になります。

それでも、大企業の恩恵を余すことなく受けていますので、安心という一言に尽きます。

今は自分の趣味を見つけたくていろいろ探しています。息子も
住宅、しかも一戸建ての購入も考えられるようにもなってきました。
私の人生、明るいです。

どんな仕事でも責任のない仕事はないと思いますので、それなりの覚悟はいります。子育ての大変さは変わらないし、一人でなんでもやらないといけない。だからこその安定した仕事は必要なんだと感じました。

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前職に悩み、会社説明会に参加したのがきっかけで見学会に参加し、ダメ元で採用試験を受け入社してからもうすぐ1年半になります。今はあの時行動して良かったなと思っています。

まず変わったことは私自身の性格ですね。収入が安定したら気持ちも安定し明るくなりました。子供達との関係も良好ですし、毎日楽しく暮らしています。

私の所属先では尊敬できる上司が多く悩みも相談できるので私は恵まれています。
思考も変わってきた気がします。シングルマザーの仲間が増えるのを楽しみにしてます。

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日本製鉄に就職して変化したことは、お金の心配をせず子ども達の費用や食費を支払えるようになったことです。
以前までは派遣社員として不安定な仕事をしていたので、お金の節約を意識して生活していました。仕事で疲れていても外食やテイクアウトするのをためらい、それで疲れが溜まって子育てにも影響が出ていたと思います。
現在は正社員で働くことができ、金銭的にも精神的にも以前に比べて不安なく暮らすことができています。それが日本製鉄に就職して一番変化したことです。

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感じ方は人それぞれ。
新しい生活になり、何も悩みが無いと言うわけでもないですが、ひとつひとつ乗り越えています。企業の方も相談に乗ってくれますし、もちろん日本シングルマザー支援協会でもずっとサポートしています。

生活の安定とは、最初の一歩はプレッシャーゾーンに飛び込み、それを乗り越えて得られる物です。