「自立できるよ」という言葉が響かない?
本日、豊橋にてひとり親セミナーです。新幹線で向かっています。こだまなので、普段名古屋に行くより時間が掛かります。
■「レオス・キャピタルワークスさん」にお邪魔してきました■
Jキャリア~女性の社会復帰サポート・コンソーシアム~を立ち上げて約10ヵ月。まだよちよち歩きの状態ではありますが、徐々に広がって感謝感動です。
昨日は加盟してくれました「レオス・キャピタルワークスさん」にお邪魔してきました。インタビューもさせていただいたので、YouTube「シングルマザーチャンネル」でもアップしていきます。
シングルマザー当事者として、「何故こんなに稼げない、何故こんなに生活が安定しない」という疑問を持ち、その答えを探している中で、新宿で開いたランチ会に集まってくれたシングルマザーの声を聞いて答えが見えました。
「自立の方法を教えてくれる場所がないのか?」と。
確かに私は考える頭は無いけれど、行動する意欲はあったので、どうにかこうにか時間を掛けて自立はできました。が、こんなに遠回りする必要性がどこにあるのか?という疑問も付きまといました。
もうひとつ私にあったのは、「諦めたくない」という気持ちかな。これは大きかったと思います。
■「自立できるよ」という言葉が響かない?■
シングルマザー支援を始めてから、無意識に諦めてしまっているシングルマザーにはたくさん会いました。諦めてしっているので、「自立できるよ」という言葉が響かないんです。
自立したくない訳ではない。生活を安定させたいと思っているし、子どもに好きなことをさせてあげたいと思っている。しかし、この世界にシングルマザーが自立できるなんて事実はない、くらいに皆さん思っているように私には見えました。今も見えます。
だから言い続ける。
「シングルマザーだからこそ、自立できるよ」
「シングルマザーは世帯主だから自立しなきゃ家族みんな幸せになれないよ」
一般家庭で考えると、お父さんがパートで働いているようなものです。それをイメージしたら貧困なのは必然なんですよ。
と同時に、社会も女性が働けないことに疑問を持っていない。今は昔と違って家族の助け合いも弱く(経済的にも精神的にも)、ひとりひとりの力も弱くなっているので、男性ひとりで家族を支えられることが一生できる人は、そう多くない。にも関わらず、寄りかかろうとしているのだから、男性からの離婚が増えるのも必然だと感じます。
女性自身も強くならなければ生きていけない。これはシングルマザーに限らずです。またそれを受け入れる体制を早く社会も作らなければいけない。ということで、女性の社会復帰サポートの仕組みが、女性を守る、ではなく、女性に活躍してもらう、という形で必要です。
業界によりますが、女性の活躍が、弱体化しそうな社会を支え始めているのも事実です。選挙制度の中で政治には早期解決は期待できないと私は思っているので、ここはやはり、民間企業の力の見せどころではないかと。
「日本シングルマザー支援協会ごときが何を言う」とか言われたとしても負けない。絶対に作らなきゃいけないので、Jキャリア~女性の社会復帰サポート・コンソーシアムの活動を広げていきます!!!