人間らしさを最大限活かす方法、ワタシのミライ相談
ドラマ「silent」
何度も繰り返し見ながら、何故こんなに泣けるんだろう?と考えてみた。
「そしてバトンは渡された」を観た時と同じく、「この世界にずっと居たい」と思えるドラマ。切なくて泣けるのに、何故か心地よい・・・
この感覚って何なのかな?って。
両方に共通する空気って何だろう?って。
「そっか、優しいんだ・・・」
優しいんです。みんなが不器用だけど、自分よりも誰かを想っているんです。不器用だから優しいのに傷つけてしまう。でもやっぱり本質は優しいから自分も傷ついてしまう。
これが人間なんだな・・・と思いました。
相談業務をしていて、しっかりと相談者の話を聞いて、一生懸命に一緒に考えて、相談者の時間を無駄にしないように、相談者の方の明日が、今日よりも少しでも笑顔になるためにはどうしたらいいのだろう?と考えて、そこに薄ぼんやりでも答えが見えそうになってくると、泣き出す方も多いんです。
「どうして泣いたのかな?」と思うこともあるけど、「silent」を見ていて思ったんです。
伝わっていたんだって。そういうことなんだ、って。
ある意味、ひとり親コンシェルジュは、こういう作品に出てくるような「優しさ」ともいえる「相談者のことだけを真剣に考える」ということを必死にやっています。自分の考えとか、正しいではなく、「この人のため」だけを考えることを学んでいます。
これって、人間らしさを最大限活かす方法なのかもしれない。そして今の時代が失ってしまったことなのかもしれない。
だから切ないけど、心地良いのだろう。