上のおじさんたちにNOと言われると思っていた・・・

めちゃハマってる「silent」の裏方の方が出演している「ボクらの時代」を見て思ったこと。

 



驚いたのは、制作の方々がとても若いこと。
脚本家の女性は29歳、監督は31歳の男性。

プロデューサーの方は49歳でした。この方がこの若い二人を起用したそうです。
「才能のある若い人の力で作りたかった」

なんかこの言葉に感動、ここで泣けそうです。

何故なら、私は54歳ですが、この年代って上の年代がずっと席を譲らないことを思いきり体感してきた年代。学校を卒業した時は、当たり前に描いていた社会人としての歩みが、進むたびに「もう少しだ」と思うことが先へ先へと遠のいてしまった年代。

そこで私たちは思うんです。「自分たちは一度も席に座らずに、次世代に譲らなければ、この国の弱体化は防げない」と。

脚本家の女性の方が、「企画の段階で上のおじさんたちにNOと言われると思っていた」とも言っていました。今回のヒットの裏に、若い人たちのやりたいことをやらせることができた結果でもあったんだなと。

社会全体で、もっと若い人たちの感性が活かせると、もっと希望が持てるのかもしれません。


※子どもの頃に育った「本厚木駅」には、駅前に「若き力」って銅像があったな、今もあるのかな。