ひとり親はワンオペで家事のみならず、家計までもワンオペ
久々に三重にきた。雪だった。
■ひとり親はワンオペで家事のみならず、家計までもワンオペ■
ひとり親家庭には、児童扶養手当が支給されます。児童手当でも生活保護でもありません。よく間違われますが違います。18歳未満の子どもを育てているひとり親家庭に、一定の所得以下の家庭に支給されます。母親でも父親でも祖父母でも支給されます。
子どもを育てながらワンオペで家事のみならず、家計までもワンオペなので、必然的に大変です。主婦の方が家事のみでも大変なので、家計までも担うことまですべてワンオペという状況を想像してもらえば、大変さを理解される方は多いかなと。
その家計の部分を助けてくれるものに、別居親からの養育費があります。そして国からの支援が児童扶養手当となります。養育費はお子さんが一定の年齢になるまで通常支払われるので、私たちは教育費として貯蓄しましょうと伝えています。児童扶養手当も生活が安定したら停止になるので、こちらも生活費に入れるのは危険です。所得制限があるので、生活が安定に向かうと逓減、そして停止になります。
養育費も児童扶養手当も、生活を立て直す時点では生活費に充てることになりますが、最初の時点で、このふたつを抜いても生活が成り立つように経済力アップを目指すことで、将来的に教育費も困りません。老後も困りません。お金に困ることが無くなります。
■児童扶養手当が停止「素晴らしいね!がんばったね!」■
児童扶養手当が停止になりました!という報告が時々届きます。
「素晴らしいね!がんばったね!」とみんなで拍手。毎月もらえていたお金が無くなるのは正直不安でもあるんですが、それ以上に自分を誇らしく皆さん感じるようです。
私もそうでした。嬉しかったです。
児童扶養手当がもらえる収入を上限としてしまうと、多くの方が自分の能力を6割程度しか使っていないことになります。自ら可能性を削ぐ働き方を続けると、自信も喪失してしまいますし、仕事にやりがいも持てません。また教育費も準備できず、老後も不安です。
ステップとしては
1,養育費や児童扶養手当も生活費に入れて、生活を安定させる
2,生活費を把握し、生活費分稼げる仕事を知る。
3,生活費分稼げる仕事に転職する。
4,養育費と児童扶養手当(停止になるまで)を教育費に向けて貯蓄開始。
5,やりがいをもって働き続けることで生活安心、教育費安心、老後の不安軽減
こんな感じです。このステップ、あなたは今どこですか?次のステップへの動きをぜひはじめましょう。