「自立の定義」って?

いよいよ本格的に平日を感じる今日は10日です。

 



日本シングルマザー支援協会は、シングルマザーの自立支援に特化した活動を10年継続してきました。

活動の中で今でも疑問なのは、「自立の定義」です。私の自立の定義は、自分で将来を見据えた生活ができていることです。シングルマザーというカテゴリーで、もっと細かく言うと、生活費は自分の収入以内で担えており、プラス貯蓄ができている状態です。児童扶養手当は収入が制限を超えた時、又は子どもが18歳で終了します。養育費は別居親側に何か生活の変化が起きたり、責任感が無い場合、または決めた年齢に子どもが達した時に終了します。という不安定な収入は生活費に入れていない状態を自立と言います。

その状態に今は無い場合、生活費以上の仕事に転職するか、又は収入以内にの生活に収めていく必要があります。
これだけで不安はかなり軽減し、将来への希望を親子で持つことができます。

現実、自立支援と謳っていても、自力で生活の安定へと導く支援てあまりないので、私と同じ自立の定義を持つシングルマザーの方々は路頭に迷ってしまうことも多いのです。

私自身もそうでした。あの時にMES(ミーズ)プログラムがあったら、もっと早く生活を安定させることができただろうなと思います。

同じ言葉でも自立の定義は人それぞれ。
自分自身の言葉の意味を考えてみるのもいいですね。