国がいよいよ、女性の所得向上に力を入れる

J・キャリアコンソーシアムを5月17日に開催します。※参加者募集中!
少し間が空きましたが、この間、更にこの仕組みの重要度が増したと感じています。

J・キャリアコンソーシアム

【国がいよいよ、女性の所得向上に力を入れる】
岸田総理大臣が言いました、女性の役員比率を2030年までに30%まで上げると。また、女性の所得向上に力を入れると。協会がずっとやってきたこと。そして実績を持っています。

多くの人が女性が働くことに無意識に否定的です。
「女性が稼げるなんて考えられない」 これに「どうしてそう思うんですか?」と聞いても、女性もあまり答えられない。「え、そういうものでしょう?」と言うあいまいな回答が多い。
「子どもがかわいそうよ」 これも「どうしてそう思うんですか?」と聞いても、「お母さんいないと寂しいでしょ?」くらいの答え。これは完全に間違っています。

母親が働いていなくても、子どもと向き合っていなければ、子どもの愛情不足は起こります。逆にお母さんが忙しく働いていても、一緒にいる時間を充実させていれば、子どもはお母さんが働くことを応援し、自己肯定感が育ちます。お母さんが働いていると子どもはかわいそうは、事実ではありません。

このような”感情”が多くの人にある中なので、試行錯誤しながらも、行く着くところ女性が経済力を持つことが、女性と子どもと、また男性にとっても幸せなことだと体感しています。

夫がお金を入れてくれない、という相談が一定数ある。女性から見れば経済DVです。第三者として話を聞いていると、私は夫側の苦しみも理解できるんです。男性もそれほどの所得があるわけではない。妻は子育てが大変で働いていない。自分ばかり大変だと、お互いが思っている。

ここに溝が生まれない方がおかしい。

男性側の視点のこともお伝えします。「あなたも辛かったけど、たぶんご主人も辛かったんだと思うよ」と。ほとんどの方が「確かにそうですね」って言います。

離婚は避けられないけれど、誤解したまま離婚するよりは、多少でも相手のことを理解した状態で離婚した方がいい。愛してやまない、同じ子どもがいるから。

【「離婚後どうしたらいいのか」「優先順位が分からない」】
「離婚後どうしたらいいのか」「優先順位が分からない」という相談はとても多いです。
この時に個々の現状に合わせた形ではありますが、基本的には、
・養育費、手当は全額貯蓄
・生活費は自分の給料内で
と伝えます。

ご実家に帰る場合も、実家にいることで支払いのない家賃などの浮いた分も入れた収入を目指し貯蓄すること。結局そうしなければ、実家を出たくなった時にも、離婚の時と同じように「お金が無いから」になってしまうんです。依存先を変えただけでは、何も変わらないんです。

この考えで実家にいると、実家は最高です。
貯蓄が、養育費、手当、そして家賃や光熱費の浮いた分となる。

これが全部貯蓄できる環境の、どこに不安がありますか?

しかし多くの人が、養育費や手当で足りない分のみパートなどで補うと言う形を取ってしまいます。いつまで経ってもお金は貯まりません。貯まらないだけならいいですが、子どもが大きくなった時に教育費もありません。

それだけは避けて欲しいなと切に願います。