「仕事と子育ての両立って、大変じゃないですか?」「どうしてそう思うの?」

カフェのモーニングが好きです。横浜駅なのに、良いカフェが見つからない。



「働く女性の半数が、こども産む予定ない」という記事を見た。
どういうことなのか?
こどもを持つことに、ここまで希望も期待も持たなくなってしまったのか?

実際に、出産直後のママさんの相談を見ていると、「仕事と子育ての両立って、大変じゃないですか?」と、きっぱりと言う方が多い。
「どうして大変だと思うの?」と聞くと、不思議そうに、「え、大変なんですよね?」と確認のように逆質問してくる。

シングルマザー相談でも、専業主婦だった人ほど、「両立ってできないですよね?」と決めつけて言ってくる。
「どうしてそう思うの?」と聞くと、「どうして?・・・」と答えを持っている人はほとんどいない。

これは、親を見ていて、「子育てって大変」と言われながら育ったとしか思えない。
今の若い人は、「大変大変」と言われながら、育てられたのではないだろうか?

「両立できますか?」ではく、「両立できませんよね?」と言ってくる人が多すぎる。

女性が子育てに専念できればよいかと言うとそうでもなくて、母親が専業主婦だった人の方が「大変」と言われているように、個人的に肌感覚がある。

外でしっかり働き、自立した母親に育てられていた人ほど、仕事にも結婚にも出産にも意欲が高いように思う。

働き方も、「やらされ感」で働いていた人は、不満を口にすることが多ので、その傾向は低くなるが、やりがいを持って働いていた母親に育てられた子どもは、諸々希望を持つことができている。

専業主婦の場合もそうで、子育てに専念することに、やりがいを感じている母親であれば、こどもは希望を持つことができる。家族の犠牲になって家庭にいるしかないと思っていた母親の場合は・・・

少子化対策は、本来ここが根本原因です。この課題をしっかりと見て対策しなければ、何も変わらない。