今、親として何をこどもに経験させるのか?
お孫ちゃん10号が産まれたので、上のこどもたちが我が家にいる。久々に食事と掃除に明け暮れる日々。こんなこと何年もやってたんだな~。今では既に忘れているし、懐かしさすらない(笑)
次女(31歳)の長女(10歳)を見ていると、長女(34歳)の小さい頃を思いだす。
5人姉弟の長女という同じ境遇。
なんでもできる、弟、妹に頼りにされている。
長女(34歳)は、姉妹の中で絶対的地位を今なお持っている。また家族のために良く動く。気が利く。
その点私自身は、たった二人の姉妹の長女でしかない。対して気が利かない。妹押さえつけて生きてきただけ。
今の日本では貴重な兄弟の多い長男長女たち。
この子たちが培っている価値観を、もっと有効活用できそうですよ。
こどもながらに、家族のことを考えて生きているって、すごい成長であり、社会に足りない要素を持っていることにならないだろうか?
多様性を尊重する時代と言われているが、本来は「個人の違いを認め合い、尊重しあう」という意味になるが、何故か「私を認めて欲しい」ということに使われているように感じ、結果、他人を批判することを正当化することに繋がってしまったのではないかなと。
自分が自分が・・・の人が増えてしまうことは、多様性とは真逆です。向かおうと旗を上げたことが、結果真逆の方向に向かってしまう、ということが多いなと。
それこそが、相手の気持ちを慮るという経験が少ないからではないだろうか?これはこどもの頃から、少しづつ経験していくことでしょうが、今は逆の方向になってしまっているのかもしれない。
今、親として何をこどもに経験させるのか?
問われているのかもしれない。