地域を応援する企業と、地域で活躍したい女性を繋げる

MES式自立プログラム考案者の江成です。女性の自立を当たり前に、子育てと仕事の両立を楽しめる社会へ。
お孫ちゃん11号が、黄疸で退院が1日延びた。親はこれだけで死ぬほど心配。そして無事に退院。親はこれだけで死ぬほど幸せ。そして、ばぁばも。


昨日、162名にご協力いただいた、留守番虐待について母親の意見を調査したアンケート結果をプレスリリースしました。

今回の出来事は、埼玉県が議題を与えてくれたと考えるのが良いかなと思っています。何が一番浮き彫りになったかというと、「立場が違う者同士の価値観のズレ」ではないでしょうか?

・政治家と市民
・社会と子育て
・男性と女性

その他にもいくつか見えたことが、個々にあるかと思います。

また、中田敦彦のYouTubeチャンネルが昨日アップされた、【日本経済再生計画】がドンピシャハマった気がしています。今回の件と、経済衰退の原因と関係がないようで、深いところで繋がっているのを感じています。

10年、女性の自立、シングルマザーの貧困脱却と向き合ってきました。
いろんな課題が重なり合うようにあるので、根本的な課題をどれと決めるかは難しいところですが、最近私たちは、中小企業の在り方が、根本的な課題だと感じていました。

何故なら、女性は男性のように、仕事だけに時間を費やすことはできず、家事や子育てとの両立があるので、電車に揺られて1時間も2時間も通勤していられません。これは残業云々よりも大きな問題です。

大都会に住んでいる人ならいいですが、ほとんどがそうではなく、地方在住者も多い中で、地域には中小企業しかない人も多いのに、中小企業では女性を正社員とする仕組みすらない場合が多く、必然的に女性はサブ的に家計を助けるか、貧困に陥ることになります。

女性の働く意欲は高いにも関わらず、働く場所がなく、更に稼げる場所がないのです。

ここに、男性優位社会で良いと思っている人が、また中小企業に属する人の方が多く、ここが正されてこなかった。しかしこれは自分たちの首も絞めていることになり、男性も収入が上がらない時代なので、「俺が家族を養う」と、親から教わったマインドでいたとしても、生活が苦しくなれば、家にいる奥さん、パート程度で働いている奥さんが楽そうに見え、「誰が養っていると思ってんだ」なんて言葉も言いたくなるのも分からなくもない。

女性はもっと働きたいと思っているし、自立したいと思っています。
後は社会が受け入れ体制を作るだけなんです。

日本シングルマザー支援協会では、地域を応援する企業と、地域で活躍したい女性を繋げるという形で、中小企業への女性の就職をサポートしていく仕組みを作りました。

これから、多くの企業にお声を掛けていきますので、SDGsになる女性活躍推進で、地域を応援し、そして女性の貧困、こどもの貧困の無い社会を、一緒に支えていければと思います。