こどもたちは、親に話をただ聞いて欲しい

MES式自立プログラム考案者の江成です。女性の自立を当たり前に、子育てと仕事の両立を楽しめる社会へ。
本日、堺市ひとり親応援セミナー&チャレンジセミナーのため、新幹線に乗っています。



自立の方法を伝えると、本気で自立したい人、そして素直な人はどんどん自立していきます。絶対無理!と思っていたことを、皆さんどんどん実現させちゃうんです。こんなに多くの人が実現できるのに、方法を誰も教えてくれなかったのってなんでだろうと。今更ながら不思議です。

私も教えてもらえれば、あんなに大変な想いしなくて済んだのになって・・・
これ、本気で思います。

ただ、あの経験があったから今があるのも事実。今思えば、どれも必要な経験であり、失敗の経験も、悔しかった経験も、どれも必要だったのだと、分かります。

「できない」って思わされていること。社会なのか、親なのか、または両方なのか、よくわかりませんが、女性の自立の根本原因は、ここです。「できる」のに「できない」と思わされているので、「やらない」になる。やったらできるのに、やらない。やりたくないのではなく、やっても上手くいかないんだから、やらない、となる。

こういう女性をたくさん見て、私の口癖は「勿体ない」になりました。

お金が無かろうが、生活が苦しかろうが、本人が自分で選択していると理解し、幸福度が高ければそれでいいんです。結果大切なのは生活の安定より、幸福度を感じている心の安定なので。

先日、こども家庭庁の「こども大綱」の取組みとなる、こどもたちへのヒアリング会に、協会の会員の方のお子さんたちと参加しました。

小学生、中高生、大学生とグループに分かれて意見を言える場を作ってくれました。
ここに参加してくれたこどもたちの感想が最高でした。

自分たちの意見を、大人たちが真剣に聞いてくれている。これ自体がこどもたちには喜びの場です。こどもたちの希望は、何かを買ってくれるよりも、お小遣いをくれるよりも、親に話を聞いて欲しい。自分のことを信じて欲しい。自分の味方でいて欲しいという、もっと純粋な感情です。こども家庭庁が作ってくれたあの場所はこどもたちにとって、大人を信頼できる場となっていたなと、私は感じました。

こどもだと下に見ず、言葉に耳を傾けると、大人よりも詳細に物事を見ていることも多い。

少子化でこどもの人数は少ないけれど、ひとりひとりを活かしていければ、日本の未来は明るいですね。