立派な若者の裏に母親あり、これかなりリアル

シングルマザーの可能性を追求する、シングルマザー支援団体の代表の江成です。



昨日は月に一度のラジオの日でした。
株式会社Timewitchの横田 友紀さんにゲストとしてお話ししていただきました。

横田さんと私がお会いしたのは昨日はじめて。
今回は、会社を経営する息子さんに、お母さんのお話しを聞き、ぜひラジオでお話しして欲しいとお願いしたことで実現しました。

なぜ私が息子さんにお願いしたのか?
それは、ベンチャー企業の若い社長さんとかにお会いすると、シングルマザーに育てられた人も多く、「こんな立派にお子さんを育てたお母さんに会いたい」と私はいつも思うんです。

立派な若者の裏に母親あり。これかなりリアルです。
また、その母親がシングルマザー率も高い。

このパターンでお会いするシングルマザーにも傾向があり、「こどもに生活困窮を感じさせたくない」との想いが強く、働くことを一番に考えて、その中でこどもとの時間を上手に取ったり、コミュニケーションを深めたりしてきた人が多い。

「淋しい思いをしているんじゃないのか?」「本当にこれでいいのか?」と悩みながらも、突き進んだ結果、50代以降に答えが出る。

「正しかったね」と。

自立した大人になったこどもたちと、穏やかで幸せな50代以降をすごしている。

淋しい思いはさせています。絶対に。昨日、同行されていた横田さんの娘さんも「淋しかった」と言っていました。しかしそれ以上に母親のことを誇りに思っている。

淋しかった経験は、それ自体が悪いことではなく、淋しいからこそ、一緒にいる時間を深めるコミュニケーションを取ると、淋しいからこそ、親子の絆を深める特別な時間になるんです。

嬉しいことばかりでは、嬉しいことは嬉しいことではなく、悪いこともあるから、嬉しいことに付加価値が出る。この付加価値を創出するコミュニケーション力を親が持つと、子育ては失敗が無いんです。

ラジオの録音は、少ししたらYouTubeでも流すので、その時に聞いて欲しいですが、横田さんは無意識にこのコミュニケーションを実践していました。本当にロールモデルになるシングルマザーでした。ありがとうございます。