事務職の呪縛が、必要性を帯びている?

シングルマザーの可能性を追求する、シングルマザー支援団体の代表の江成です。



「収入アップのための就職支援をしたくても、皆さん事務職を希望されてしまいます」という話が、同じようにシングルマザーの生活安定のための支援をしている方から質問された。

女性の収入が上がらないのは、事務職を選択しがち、というのは大きな原因でしょう。

これ大きな誤解があります。
・事務職しかしたことがないから、事務職を希望
・残業ができないから事務職を希望
・できることが他にないから事務職を希望

事務職舐めすぎかなと。中途入社で事務職ほど今の能力を求められる職種は無いです。
パソコン、バリバリ使えて当たり前。気が利くの当たり前、他の社員の人と上手に付き合っていけるの当たり前。仕事間違えないの当たり前と、出来て当たり前が多い。

それより、正社員枠が少ない。女性が思う事務職とは、パートか派遣になってしまうので、雇用の安定には繋がらない。キャリアにも繋がらない。結果的に、ただ今の給料のためだけに働いていることになり、そのままでいると、老後貧困になりやすい。

と考えると、個人として自立が考えにくいので、離婚はできず、どんなモラハラ夫でも一緒にいるしかない。
モラハラ夫はやりたい放題、言いたい放題・・・の環境が出来上がります

「なぜ事務職なんですか?」という質問をして、事務職の誤解を本人に理解してもらう必要があります。ちゃんと皆さん理解されます。ただ知らなかっただけです。

「ワタシのミライ相談」を受ける方は、協会のYouTubeを見てから相談に臨まれる方も多く、「事務職の呪縛」を見てくれていると、相談開始時点で「事務職と思っていましたが、他の選択肢も知りたいです」と言ってくれます。

自分個人が持つ知識に疑問を持つこと。それが視野を拡げ、可能性を拡げる最初の手段。

こちらもお勧め「世帯主のシングルマザーさん、派遣社員は35歳が限界です