自立への道を歩み出す前より、辛い時期がある

シングルマザーの可能性を追求する、シングルマザー支援団体の代表の江成です。


(NewsCLUB Xより)

「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」
楽しくお話しさせていただきました。
なぜ、自立に特化した活動をすることになったのか?
改めて質問していただくと、自分の中でも整理されますね。

このような機会は、自分の活動を振り返る機会としても有難いです。

女性の自立促進の活動って、時に疑問と思うこともあるんです。
穏やかにいるために、本当に一生懸命働くことが良いことなのか?と。

本当にたまにですが、疑問が沸く。
その時に、自立のお手伝いをした会員の方のお子さんから「お母さんに新しい仕事を紹介してくれてありがとう」と言われる。

「これでいいんだ」と思わせてもらえる。

この繰り返しです。

今の女性の自立って、プレッシャーゾーンがあるのが一般的です。簡単に言うと、自立への道を歩み出す前より、辛い時期があります。ここを抜け出すまでが勝負なんですよ。

ただ、抜け出した人もたくさんいるので、振り返ってみると、「何が大変だったんでしょうね?」と笑い話になっている。このプレッシャーゾーンの抜け方、そしてこの期間のサポートが他にはない協会の差別化されたサポートなんだと思います。

離婚する時に協会に相談に来て、「MES就職プログラム」を開始された人は、辛い時期が半年とか1年で済みます。しかし自分で方法を考えて進むと、パートのままで10年経ってしまったり、派遣のままで45歳前後で初めて現実と向き合うことになったり、教育費が必要な時期になり慌てることになったり・・・この悪い想定は想像力が活性化してしまいます。

30歳で離婚したとして、65歳までの35年で考えると、最初の1年くらいはちょっと苦しいが、その後4年くらいで完全自立し、その後30年はそれなりに穏やかに過ごせるのか?くらいの違いがあるのかなと。

人生色んなことが起こるし、落ち着つくと、見ていたかのように更なる困難が襲ってくるものですが、それは常に進んでいいる証拠でもあります。

同じ悩みや不安の中にずっと居ることの方が、実は辛い。
最初が肝心、終わり良ければ総て良し、です。