貧困の連鎖など、負の遺産を親から受け継いでしまう環境にある子どもたちにとって
シングルマザーの可能性を追求する、シングルマザー支援団体の代表の江成です。
会う方、会う方に、「良いお年を」と言う時期になりました。
クリスマスが終わり、一気にお正月の雰囲気になるのでしょう。
年末年始もお金が飛ぶ時期ですが、親として一生の中でお金で悩む理由の一番と言ってもいいのが教育費。
一日も早く無償化になって欲しいものです。
2025年には、子ども3人以上の世帯は3人とも大学等無償化されることになるようです。先ずは子ども3人の家庭からということ、私は大賛成です。
この一歩が無いと、全員無償化に進むことは難しいでしょう。一歩一歩進むことで、一気に全員を求めるより早く実施できるだろうと考えます。
どうしても今漏れた方が不満を持つこともあると思いますが、全ての人が納得することしかできなければ、何もできなくなるので、一定数の不満が起こるのは致し方ない。
私も、自分だけのことを考えれば、「もっと早くしてくれていれば」と思うこともできますが、娘たちがこの恩恵を受けれることが何より嬉しいなと感じます。
ただし、財源をどこから持ってくるのか?など問題も新たにでてくるので、また不満も出るだろうし、年代による人口比率で強者弱者があることもあり、不満の意見を見ることも増えるかもしれませんが、みんなで子どもたちの未来を見ていくことで、答えは一致していけます。そうなればいいですね。
教育費の負担が軽減することで、更に自分の老後に責任を持つことになるでしょう。何よりも、貧困の連鎖など、負の遺産を親から受け継いでしまう環境にある子どもたちが、自分で教育を選択でき、自分で未来が創れるようになることが一番の効果だなと私は感じます。