離婚した時に窓口で、その方に合った自立の方法を教えてくれる仕組みになれば
子どものためのシングルマザー支援を考える、シングルマザー支援団体代表の江成です。親が自立しているかどうかは、子どもの人生を左右します。
子どもを幸せにできる、自立の方法がここで見つけられる。
そんな場所を作りたくて作ってきたのが日本シングルマザー支援協会。
今のシングルマザー支援の多くは、貧困者を増やす仕組みになっているような違和感を、当事者として持っています。
以前、「病人を減らすと病院が潰れる」とか、「高齢者の介護度を上げないと、補助金が減る」とか、変な話を聞いて、「なぜなぜどうして、それって誰のため?」とずっとずっと感じていました。それがシングルマザー支援にもあるんだなと。だから私も自立の方法を自分で見つけるの、あんなに大変だったんだ・・・と思っています。
私は、離婚した時に窓口で、その方に合った自立の方法を教えてくれる仕組みになれば、シングルマザー支援は必要なくなると思っています。更に、未婚の女性もキャリアを止めないことを当たり前にしていくことで、離婚になってしまったくらいで貧困に陥る人は激減します。
与えるだけの支援では、貧困なシングルマザーが増えていきます。しかも、子どもが18歳を過ぎるとシングルマザーでは無くなります。その時にはただの、スキルも経験もない、社会で必要とされない50代女性になっています。
不安で押しつぶされそうで、貧困が理由で子どもたちとも疎遠になっていく高齢女性を増やしたくないんです。
お金があっても、精神的に余裕が無いと、それも子どもには悪影響となるので、長く楽しく働ける仕事を見つけて、自分の能力に合った生活をしながら、毎月1万円でも貯蓄ができる生活を手にしていく。
子どもは必ず巣立つので、50代以降の自由も謳歌できるように、30歳からしっかりと未来をみて今を生きる。
この支援は何も難しくありません。難しくありませんが、困っているシングルマザーは減っていくので、困っているシングルマザーがたくさんいないと困る施策は必要なくなっていきます。
困っていたシングルマザーが求める施策(情報)と、自立をしたシングルマザー求める施策(情報)は変化します。それに合わせて支援を考える私たちも、一緒に進化していけば、ずっと寄り添っていくことはできます。
★シングルマザーチャンネル★