シングルマザーの自立を助ける団体として自立サポートに更に注力する

シングルマザーの自立を助ける団体、日本シングルマザー支援協会の江成です。



年初から、今年の方針をずっと話し合っていましたが、まとまりました。
「シングルマザーの自立を助ける団体として自立サポートに更に注力する」となりました。

シングルマザー本人の病気や障がい、こどもの病気や障がいで働けない場合は、現在も国の支援が充実しています。これはシングルマザーに限らず、日本は良い国だと思います。

児童扶養手当は離婚後など5年間は自立促進のために手当もあります。所得が超えると停止になりますが、自立までの支援ですし、児童扶養手当を受給する基準で仕事選びをしてしまうと、子どもが18歳になった後に大変なことになり、こどもの未来にも影響を及ぼします。

日本シングルマザー支援協会は民間団体として、行政の支援が無い部分を担っていければと思います。また、シングルマザー8割が求めていて、5割は実践しているが実現が難しい「生活が安定する自立支援」に更に特化した活動をしていきます。

あまりにも自立の方法を知る術がない期間が長かったので、今では「自立はできない」という風潮になってしまっています。この風潮を変えるところから対策を考えていかないといけないですが、企業や行政、サポートしてくださる方々にもっともっと現状を伝える活動も、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。

夫婦が揃っていて、家計が苦しかったら、世帯主であるお父さんに収入を上げる転職を勧める方は多いかと思います。しかし世帯主であるお母さんがパートで働いていることに疑問を持つ人は少ないんです。

貧困ではないシングルマザーを検証すると、一定の法則はあります。この法則に則って自立支援をすることで、今以上に多くのシングルマザーが生活が安定する就職ができ、実際に生活が安定します。

文字にして書くよりは、現実は簡単ではないですが、最も課題となるのは「自立はできない」という思い込みなんです。この思い込みを取り除き、不安を解消し、自分の行動の先に希望を持つことができれば、かなりのシングルマザーが自立可能です。

子どもの未来を創る親を増やす。根本的には子どものためのシングルマザー支援を、シングルマザー自身も求めています。

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