社会と女性側が双方にとって表面的にはメリットが多く見えていること?

シングルマザー親子の自立を助ける団体、日本シングルマザー支援協会の江成です。

ママベストパートナー

設立して10年を超えましたが、たったひとりの微力な当事者シングルマザーが、勢いで立ち上げたので、貯金を減らすだけの日々からのスタートでした。

シングルマザー当事者の声、同時に企業からの声も集まったこともあり、「これて相思相愛?」と思い就職支援をすればいいのか?と思ったら、免許がいると知り驚いた・笑

その後は免許を取得して「よし万全!」と思い、年収300万円以上になる正社員の仕事を見つけてきて、「仕事あるよ、大丈夫だよ」とシングルマザーに伝えてみた。

「え、反応がない!!!」となってこれも驚いた。
その理由は「やったことがない」「できるか自信がない」「私なんて・・・」ということ。

自信がないことが生活が安定しない理由?

また、「パートは休みやすいし、融通がきくので辞められないです」と言う声もとても多い。

パートや派遣は、会社からみたらお客様なので、融通はきくと思いますが、キャリアの構築にはならない。そのまま年を取ってしまう人のなんと多いことか。残念ながら、協力してあげたくても、50代からの自立は本人の負担が大きくサポートも難しい。ごめんなさい・・・なんです。

貧困問題の大きな要素のひとつに、この女性の働き方があります。この問題の改善のしにくさは、社会と女性側が双方にとって表面的にはメリットが多く見えていること。またメリットだと信じてしまっていること。

この多くの人の思い込みを外さなければ、女性の貧困、これに伴うこどもの貧困は解決しない!
その中で、理解のある企業をシングルマザーに知ってもらい、安心して働いてもらえる仕組みを作らねば、となり、ママベストパートナー企業認定を作りました。

今も多くのシングルマザーを含む女性が、ママベストパートナー企業で働いています。

★シングルマザーチャンネル★