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毎日１１時に配信している、協会会員向けメルマガから抜粋。
不定期で自立コラムを書いています。

<コラム>専業主婦のままでできる自立の方法は？

女性の自立が重要視された要因はいくつかあります。
ひとつ、家庭を夫ひとりが担うのが難しくなった
ひとつ、資本主義社会ではお金が無いと選択肢が少なすぎる
ひとつ、社会に居場所がないとメンタル不全になりやすい

この３つの要因があることで、女性も経済力を持つことを進めています。しかし、この３つの要因を理解した上で専業主婦として精神的に自立し幸せに暮らすコツもあります。

本日はそのコツをお話ししたいと思います。

日本の離婚の断トツ不動の１位は「性格の不一致」です。浮気や借金や暴力ではありません。日常の生活に潜むコミュニケーション不足で生まれるミゾを埋めることを怠り、時間だけ過ぎて、深くなったミゾは、もう誰にも埋められないくらい広がってしまうのです。その果ての離婚が多いです。

期間は１年程度から１０数年も経ってからということも。

また女性が社会から離れている期間が１年を超えると、社会復帰に恐怖心を抱くようになります。たった１年家庭に入っていただけで、社会復帰は怖い物になります。男性やずっと働いている女性には理解できないことですが、この恐怖心や不安感が社会復帰をしない、又はパート程度でとどめてしまっていて、高齢女性の貧困に繋がっているというデータは多数あります。

では専業主婦のままでできる自立のコツとは何か？３つの要因を理解しておくこと、ここが重要です。

・夫のキャリアプラン、それが可能な企業に勤めているかを理解しておく
夫の収入を知らない、家計管理は夫に任せているという専業主婦の方が時々いますが、それが最も怖いです。専業主婦ということは、夫の仕事が唯一の家計の柱です。自分で見るのではなく、家計で考えましょう。また将来も見据えないといけません。夫の仕事のことを理解しておくことで、あなたの将来も見えてきますし、お子さんの教育費などの計画も立てやすくなります。家計は必ずあなたが管理しましょう。管理させてくれない夫の場合、働くことをお勧めします。

・口座名義を全て夫にするのはやめましょう
人生何があるか分かりません。自分に収入が無いとしても、家計の中から自分が右から左に動かせるお金はしっかり確保しておきましょう。離婚したいと思ってもお金が無ければ家を借りることすらできません。離婚=自立必須です。その準備にはお金が必要です。できればご自身が安心できる金額は確保しておきたいですね。

・自分の居場所を家庭以外にもしっかり持ちましょう
自分の居場所となる世界が狭くなると視野も狭くなります。視野が狭くなると思い通りにならないと感じることが増え、他責になりやすいです。他責になると不幸せと感じやすいです。家庭だけではなく、趣味やボランティアなど、社会に別の居場所を持ち社会性を保っていきましょう。最も良い方法として、仕事をすることを進めていますが、仕事で無くても上記２点(夫のキャリアプラン、それが可能な企業に勤めているかを理解しておく、口座名義を全て夫にするのはやめましょう）ができていれば問題ないとも考えられます。

ご紹介した内容を意識しておくこと、これがコツとなります。ご参考までに。

 

 

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